夫の不倫にいつまでも涙が止めどもなく流れてしまう時にすべき事

夫の不倫

公開日 2016年1月8日 最終更新日 2024年2月22日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、 相談者の中には最初の
カウンセリングから泣き通しの方も少なからずいます

 

相談者の心の中には、夫の浮気で頭の中の整理がつかずに、これから私はどうなって
しまうのだろうという喪失感とか強迫観念がそうさせています

 

『私は本当にどうすればいいのかわからない』
『何を考えてもいい事は思い浮かばない』
『これがウソだと思いたい』

 

と自分の弱さにホトホト嫌になりますが、それでも涙は止まる事はありません

 

頭の中の混乱を、人目もはばからず泣いてしまう自分に情けなく思い、さらに
涙が出てしまうのです

 

夫に何を言ってもうまくいかない、子供には知られたくない、親には迷惑をかける
ママ友には言えないなど、いくつも自分にとっては悪い材料が重なっています

 

しかし、現実が変わる事はないので、結局は前に進んでいません

 

こういう時に、どうさうればいいのか

 

それは

 

‘涙を流している顔を見る‘

 

のです

 

泣いている顔を鏡に映すと、自分が思っている以上に情けない顔をしているのです

 

その顔をしている自分を直視すると

『こんな顔をしているの、私?』
『ひどい顔、もうこれで幸せになれるはずがない』

 

と感じるのです

 

涙を流している自分を客観的に見ると、まずはその自分をやめなければと思うのです

 

もちろん、すぐに涙が止まるわけではありませんが、何か行動を起こそうと自分を
奮い立たせようと思い始めます

 

カウンセリングに来られるのもそういう気持ちが出てきた証拠で、私も一通り泣いた
相談者に対して、頃合いを見計らって

 

『泣いてばかりいても何も変わりません、エネルギーの無駄になりますよ、
それより
も あなたにとって状況が良くなる行動をしましょう』

 

とパキッと言います

 

ただ同じ所をグルグル回る〔不倫夫の探検隊〕を続ける自分が一番の敵

 

相談者は、何か今までと違う事をやらない限り、涙は止まらないのです

 

夫の行動パターンを把握するのに携帯や財布、カバンを探す事も必要かもしれません
し、 相談者の交流をしてもらう事が必要かもしれません

 

とにかく、相談者一人では不安できなかった事や、ムリだった同じ状況の方との交流
を してもらうのです

 

そういう行動をアドバイスすると、泣くしか考え付かなかった頭に、違う思考が入る
のです

 

そこから、自分のやるべき事を見つけた相談者には、涙は出なくなってきます

 

『泣いてばかりいた自分はもう過去の私』

 

という自分がいるのです

 

私の相談者はかつての自分を新しい相談者に見て、弱かった自分を忘れないためにも
新しい相談者を励ましてくれているのです

不倫は人生を苦しめる【夫はこんな人ではない】を書き換える転機

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。