浮気夫は〔頭〕と〔言葉〕で負けると思い込んでいる時にすべき事

不倫夫に負けている

公開日 2016年1月31日 最終更新日 2021年6月4日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫にはそもそも言葉や
知識、教養等で負けていると思っている相談者が少なからずいます

 

不倫が発覚すると日頃の関係がもろそのままパワーバランスになっている

 

 

  • 『夫にはいつも馬鹿にされていて、何を言っても言い返されます』
  • 『私が何か言えば、オマエに負けるわけないだろうと上から目線です』
  • 『私がやっている事はいつも大した事ではないと鼻で笑っています』

 

など、日頃の夫婦の立ち位置とか関係がいびつなままで暮らしていたわけです

 

それでも、問題が起らないうちはいいわけですが、いざ不倫が発覚すると、日頃の
関係がもろそのままパワーバランスになっています

 

その中で、夫が自分にとっては人生のキーを握っている人間である事は間違いない
わけですが、あまりにもその比率を自分で上げてしまっている事になるわけです

 

自分一人で出来る事を見直す

 

 

その夫にはかなわないとか、自分一人ではどうしようも出来ないと思う自分をどう
すればいいのか

 

それは

 

‘自分一人で出来る事を見直す‘

 

という事です

 

それは、実は独身の頃には無意識にやっていた事です

 

  • 『会社でミスしたけど、明日からは同じ失敗をしないように頑張ろう』
  • 『今回の試験は落ちたけど次回は必ず受かろう』
  • 『もう怒られたくないから、絶対に完璧にやろう』

 

というような自分がいたはずです

 

取り組むべき事が結婚するとどんどん小さくなっている

 

 

それは、そういう時に自分がどうしても人に迷惑をかけたくないとか、納得しない
という気持ちがあるからです

 

独身でいる中では取り組むべき自分がはっきりしているわけですが、結婚すると、
どんどん小さくなってしまいがちなのです

 

やはり、夫の思考や習性、趣味などに徐々に自分が影響されて、自分がやったり
考えるよりも、夫に従う方が正しいとか楽という考えが出るからです

 

それをカウンセリングでは、結婚しても夫婦は他人の集合体ですから、夫に影響され
過ぎている自分をいましめてもらうアドバイスをふんだんに入れるのです

 

『夫には関係なくこれをやろう』
『夫は夫、私は私で納得を追う』

 

という自分を作ってもらうわけです

 

この人本当にバカに見えてきました

 

 

それをやっていると、あれほど頭のいい、偉く見えていた夫が

 

  • 『この人本当にバカに見えてきました』
  • 『私は大きな勘違いをして夫をよく見過ぎていました』

 

という思いで見る事になるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。