夫の不倫に一度許してまだ続いている事がわかった時にすべき事

不倫を許してしまった後すべき事

公開日 2016年3月8日 最終更新日 2021年1月15日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の言っている言葉に
一喜一憂してしまう相談者がほとんどです

『夫の言っている事が正しいのでは』
『夫は私の事を嫌っているのが言葉でよくわかる』
『あの人は私にはもう何も気持ちがないと言った』

と落ち込む事もあれば

『今日は笑顔で接してくれた』
『一緒に買い物に行ってくれて普通に食事した』
『結婚記念日 にいつも通りプレゼントをくれた』

など、喜んでいつもの夫に戻るのを期待している自分がいます
しかし、結局は自分の中では何も解決しないまま、不倫が終わってくれたら嬉しい
とだけ考えています
その状況で仮に夫の不倫が終わったとしても、一回は不倫されている事実は消えない
わけで、

『一度なら許す』

とか、わけのわからない事を言って自分をごまかすのです
そういう時には、ほとんどのケースで、終わったと思わせられているだけで 実際
には
水面下で続いているのです
妻が続いている事を後から知って、

『私は何てバカなんだろう』

と今度は考え始めるのです
そういう時に何をすべきなのか
それは

‘夫にはだまされたのも私、許さないのも私‘

という考えを持つのです
夫の言う事に一喜一憂して、信じて、裏切られてバカを見るのは全て自分の 行動
でしかありません
誰かを責めるわけにはいきません
しかし、それで自分を責めるのもバカらしい話で、

『夫だから一度は信じたけど、もう二度目はない、覚悟しなさい』

という、自分を作る事が大事です
もちろん、一人ではなかなかできないので、カウンセリングでは常に相談者の
心に現れる自責の念を取り払います
そして、夫に女に妻のプライドと信念を見せて、

『絶対に許さない』

という行動を人生で一度しっかりと起こす事を決意してもらうのです
おっかなびっくりやっていては、所詮それまでの夫婦です
しっかりと、自分ができる事は何かを考え始めると、決して夫を信じる事だけ
ではない事に気付くのです
妻だからこそ、夫に女に鉄杭をくらわす自分が必要だと理解し始めて、行動に
移すのです

私の相談者がかつて、夫に一喜一憂していた自分を

『本当に何もわかっていない甘ちゃんでした』

と言うのは、自分の成長をみとめているからこそなのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。