不倫夫にただ〔謝る自分〕から【正す自分】を実現するために必要な事

不倫を正す自分

公開日 2016年3月9日 最終更新日 2021年6月3日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとっては
夫の不倫をどう考えているか

 

夫の不倫は最初ありえない事信じられない事理解できない事でしかない

 

 

ありえない事、信じられない事、理解できない事という捉え方しかありません
その背景には、

 

  • 『オレはもうお前の事を何とも思っていない』
  • 『早くオレを解放してくれ』
  • 『今のままではお互いに何もいい事はない』

 

という、つけ離す夫の言葉があります

 

その言葉に弱っている相談者は、親や友人に何を言われても、結局夫の言葉しか
頭に残っていません

 

私はあの人にとって存在の意味がない人間という人格否定

 

 

相談者である妻は、

 

『私はあの人にとって存在の意味がない人間』

 

という人格の否定をしてしまうからです

 

夫に嫌われるとか、何をしていいのかわからないというのは、夫の不倫という
問題が、自分が夫にとってどういう存在なのかにすり変わってしまうのです

 

そういう時にどういう考え方をすべきか

 

私の生き方を見せつけるという信念

 

 

それは

 

‘私の生き方を見せつける‘

 

という信念を持つ事です

 

夫の中では、

 

  • 『オレの下にいるのが妻』
  • 『オレがいなければ何もできないのがアイツ』
  • 『オレの言う事を聞くしかないやつ』

 

という高飛車で、リスペクトも何もない感覚です

 

あなたと女が悪い多くの人に迷惑をかけている

 

 

もちろん、そうさせた妻の責任もありますが、それを妻に押し付ける意志弱く
女の誘惑に負けている夫の責任の方が何倍も大きいのです

 

その実態を、自分一人ではなかなか矯正できませんが、それを意識改革するのが
カウンセリングです

 

『私が悪かった、謝るから許して』

 

から

 

『あなたと女が悪い、多くの人に迷惑をかけている』

 

と言い切る自分になってもらうのです

 

夫婦を修復するという表現ではなく自分を再生する

 

 

そこには、 妻の中にある

 

‘自分自身の考えをもっと持つ‘

 

という意欲を引き出す事なのです

 

夫に依存したり、任せたり、従うだけの今までの自分が情けなかったという
かつてない思いが自分を変えます


そこにある、夫婦を修復するという表現とは違って、自分を再生すると言った

方がピッタリとくるのです

 

夫の不倫を自分の成長の転機にするという発想を持ってもらう事が一番のパワー
を生み出すのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。