〔不倫夫に基準を置いている人生〕の相談者を他の相談者がおかしいと言う

不倫夫の基準をやめる

公開日 2016年4月26日 最終更新日 2021年5月31日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の不倫をいつまでも
じっとして考えていたり、機嫌をうかがいながら優しくしていたけど結局はどんどん

ひどくなってきて、それでは駄目だという事でカウンセリングを受けに来られる方は
少なくありません

 

不倫夫の心身を自分そっちのけで心配している現実

 

 


また、中には

 

『ささいな事で夫とケンカして一月以上別居していますが、うつとかになっていない
でしょうか』

 

と、夫を心配をして相談に来る妻もいます

 


しかし、そういう相談者に私の先輩相談者と交流してもらうと、非常に客観的にその

新しい相談者の夫を分析します

 

先輩相談者が新しい相談者が見当違いな方に行かないための話をする

 

 

  • 『うちの夫と一緒、結局は妻に浮気をバレたくないからツンケンとしているのよ』
  • 『私も必死に愛され妻をやったからわかる、マニュアルも買ったし、セミナーも
    行ったけど、私はこれじゃないと思ってやめたのよ』
  • 『うちの夫も家を空けた時に仕事柄忙しいと信じていたけど、結局女だったのよ
    家族をほったらかしにして、一月も家を空けるわけないよ』

 

と、自分の経験を交えて、新しい相談者が見当違いな方に行かないために一生懸命で
話をしてくれます

 

その話の中には、

 

  • ‘自分と同じ思いをして欲しくない‘
  • ‘私が失敗した話をしてあげなければ、この人も苦しむだけ‘

 

という思いが詰まっています

 

全然自分が思いもよらない事には他の人の客観的な目が必要

 

 


そそそも、夫の不倫は妻が隠されている事ばかりで、その妻が一人でできる事は
本当に
限られているわけです

 

夫の影に隠れている不倫女はその典型で、場合によっては全然素性さえもわからず


妻はただ

 

『うちの夫は誰と何をしているのだろう』

 

という不安しかないわけです


その状況で、全然自分が思いもよらない事には他の人の客観的な目が必要なのです

 

同じ経験をしている人がそういうんだから私も話を聞くべき

 

 

問題の渦中にいる相談者は、自分と同じような悩みを持っている人の話であれば
一番聞きたい話です

 

だからこそ、

 

『私と同じ経験をしている人がそういうんだから、私もその人の話を聞くべき』

 

と心の中で思うわけです

 

夫絶対主義をいかに早く捨てるか

 

 

私の相談者が元気になるかは、それまで心の中にあった

 

‘夫絶対主義‘

 

をいかに早く捨てる事ができるかにかかっています

 


つまり、夫に依存していた自分から、世の中にある不倫を断じていく基準や判断力を

使う事ができるようになってもらうのがカウンセリングなのです

 

そして、そのカウンセリングを受けてもらって、夫の不倫に悩む状況から強く丈夫に
戦った相談者の話を聞いてもらう事こそが、究極のカウンセリングなのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。