カウンセリングの目的は不倫を吹き飛ばす強さを持ってもらう事

不倫を吹き飛ばす

公開日 2016年6月2日 最終更新日 2021年3月10日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の心の中にある不安を
どんどん掘り下げていく事がカウンセリングでは大事になってくるわけですが、その作業の
中で一番ポイントになる事は、

‘相談者がいかに現実的になるか‘

という事です

つまり、不安をあおっているのは、相談者自身が自分でわけのわからないくらい気が動転して
しまい、
必要以上に悪い方に考えてしまっているからです

『私はこのままでは離婚されてしまうかも』
『今夫に見放されたら生活できなくなる』
『あの人がいなければ何もできない』

と、自分をどんどん弱い方に向かせてしまうのです

しかし、現実には離婚も夫一人の意思ではできませんし、夫は妻と別れるのは社会的にも勇気
がいる
とわかっていますし、夫がいなくてもお金が回れば生活も大丈夫なのです

その中で、経済的にお金を止めてくる夫には、婚姻費用の請求をする権利があります
家庭裁判所に申し立てて、夫の生活費の支払い義務を果たしてもらうために、状況を伝えて、
裁判所から夫に支払いを言ってもらう手続きです


もし、それでも払わないというのであれば、給料の差し押さえをする事も出来ます

そのように、自分の不安を解消する方法をカウンセリングで話しますと、相談者も

『自分が悪い方に考えなくても、対処できる方法がある』

とわかってきます

まずは、そういう現実的な自分になる事が大事ですが、それだけでは終わらないのも事実です

そもそも、夫の不倫は世の中の目からは

‘あってはならない事‘

なのです

その悪事に対して一番正していい権利を持ち、正す義務があるのは妻です

その妻が弱っているとことから現実的になって、さらに正すところまでいかなければいけない
わけです

そこまで相談者が強くなってもらう事を主眼に置いているのが私のカウンセリングです


相談者が

『最初にカウンセリングに来た頃は信じられないくらい弱かったけど、今は違う』

という言葉がカウンセリングの意味を表しているのです

そこには、夫の不倫への対応だけではなく、相談者自身が人生に自信を持ってもらう事が

カウンセリングでは重要と考えているのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。