公開日 2016年7月19日 最終更新日 2021年5月23日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の中には夫の不倫が
起こるとものすごく夫婦について見方が変わる考え始める方が出てきます
目次
夫の不倫が起ると夫婦に努力辛抱我慢は面倒臭いという思い
どういう風に変わるのかと言えば、私のアドバイスに、努力、辛抱、我慢などを言うわけ
ですから、それを聞くと
- 『そんな面倒くさい事しなければいけないんでしょうか』
- 『何か夫婦って難しいですね』
- 『そこまでして夫婦を続けなければいけないのでしょうか』
など、どうしても自分が何もしていない被害者という意識が強いからこそ出てきます
もちろん、それは当然の言葉ですが、ここで考えるべき事があります
夫婦を決して楽な関係にしてはいけない
それは、
‘夫婦を楽な関係にしない‘
という事です
結婚した時に、夫の事を
- 『この人とは価値観が合う』
- 『一緒にいて全然疲れない』
- 『いつもいるのが当たり前』
という存在と捉えていた方も多いはずです
しかし、そう思っていた夫が、全然違ったわけです
そこに楽に考える関係性はないわけですから、
『夫婦って面倒くさい関係なんですね』
と言うのは、あまりにも雑に考えすぎなのです
愛情貯金を使い果たせば楽には過ごせないのが夫婦
つまり、楽に思っていた事がある意味愛情貯金を使ってきた時期で、その時期を
過ぎれば貯金も使い果たしてしまい、楽には過ごせない関係になるのは不思議な
事ではないのです
夫婦の関係性を、いつまでも自分本位のイメージで捉えていると、夫はどんどん違う方に
行く事をさらに進めていきます
その一番の原因が、妻が夫婦を固定化している思考です
夫婦はそもそも面倒ですし、ややこしいですし、よくわからない男女の集合体です
それを、結婚した時にあまり感じなくて良かったのは、お互いにどこか緊張感を持って
相手に接していたからです
私の思い通りに進む夫婦と思っていた傲慢な自分を捨てる
それがいつからか薄れて、
『私の思い通りに進む夫婦』
というどこかで傲慢な思いが出ているはずです
そうでなければ、夫婦を面倒くさいとか思わないわけです
その感覚を取ってもらうのがカウンセリングでもあります
相談者には、夫婦は面倒なもの、ややこしいもの、簡単にいかないものを普通に
してもらう意識です
そんなに面倒なら離婚すればと言われるのがオチ
それが嫌であれば、離婚すればいいですし、口外していれば周りからも
『そんなに面倒なら離婚すれば』
と言われるのがオチです
しかし、多くの相談者がそう言われて離婚するわけもないのです
結局は、自分が甘く見ていた夫婦を見直すのです
50%思い通りにならないで50%思い通りになるのが夫婦
‘50%思い通りにならない‘
で、
‘50%思い通りになる‘
のが夫婦です
そうなる事が分かれば、自分の方から敢えて面倒な事をいとわずに挑むのです
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