公開日 2016年8月2日 最終更新日 2021年1月9日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の行動にはなかなか
自分では想像できない事が多いので、どうしても後手後手にまわるのです
それはある意味、仕方がないわけです
しかし、その中で夫の言動に自分の基準を置いているといつまでも同じ状況が続いて
しまいます
そういう精神状態でカウンセリングに来られる方は少なくありません
その状況から脱するには、夫の言葉の分析が必要です
『お前とはすぐにでも別れたい』
『オレにはもうお前と一緒にやっていく気持ちはない』
『もう十分やってきただろう』
という言葉には妻と不倫ブス女との比較があります
そこに気付いてもらう事が大事で、妻をケチョンケチョンに言うのは不倫ブス女の
言葉です
そういう私の説明を聞いても
『いや、でも私の事を夫は大嫌いだと思います』
と言う相談者はそう思っているしかありません
しかし、そう思って何かプラスになる事があるのか考えるのです
何もいいことはありませんから、少しでも違う発想を取り入れるべきです
夫の言葉には、夫自身の言葉ではなく
‘不倫ブス女に言わされている言葉‘
という事をカウンセリングの中では再三お伝えします
それをなかなか信じられないという相談者との根競べのようなところがあります
しかし、私の言う事を相談者がやっとわかる時が来ます
それは、不倫ブス女と対決した時です
その声や表情やしぐさなどが夫の違和感と同じなのです
その不倫ブス女を見て
『先生の言っていた事がやっとわかった、私は本当にわかっていなかった』
という相談者は少なくありません
『うちの夫は違う、何だかんだ言ってしっかりしている』
と思っていた自分が馬鹿らしくなるのです
そして、それまで
『夫が今度は何を言ってくるか不安で』
『夫が話しかけてくるとドキドキしてしまうのです』
と夫の事を一つ一つ気にしていた自分から、
『いっその事家に家にいてもらわない方が子供と私で気が楽なのです』
という感覚になってのくるのです
それは非常に自分の強さが出てきた証拠で、夫の言葉は不倫ブス女の言葉という
事が理解できると
『どうせあんたはあのブス女に言われてるから、私にそう言うんでしょう』
と言い返す自分がいるのです
それを言われた夫は口ごもってしまうか
『そんな事はない、何を言っているんだ』
『何を勘違いしているんだ』
など、醜いいいわけをするかのどちらかです
その夫を見て自分がまけるはずがないですし、夫の不倫の実態を知った自分は、
夫にビビらされるバカな自分はいないと誓っているのです
私の相談者が発言内容がどんどん夫と自分の会話で、最後は自分が言い切った、
自分が突き付けた自分が言い負かしたという内容が増えていくのです
そこに、夫と不倫ブス女の惨めでつまらない関係を笑い飛ばすくらいの強い自分
を見るのです
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