夫の不倫に【仲間の交流】で孤独から抜け【知恵や工夫】を交換して戦う

相談者交流

公開日 2016年8月25日 最終更新日 2021年5月22日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者は夫を見ている
うちに、不倫の事よりも

 

‘自分の事をどう思っているか‘

 

という一点に集中しているわけです

 

  • 『お前にはもう関心がない』
  • 『オレにはお前といる事が苦痛』
  • 『そもそも結婚する事が間違いだった』
  • 『早くここから出て行きたい』
  • 『オレにはかまわないでほしい』

 

という夫の言葉に、妻である相談者は不倫の疑念があっても頭は

 

  • 『私を嫌いになったの』
  • 『何をすれば元に戻ってくれるの』
  • 『私はどうすればいいの』
  • 『今までの結婚生活を捨てるというの』
  • 『あなたはどこに行こうとしているの』

 

という思いでいっぱいになっています

 

犯人の夫が偉そうにして被害者の妻が悪者になってる

 

 


その中で、この不倫という世の中の誰が見ても夫と不倫ブス女が悪い状況を、

 

‘犯人である夫‘

 

が偉そうな事を言っていて

 

‘被害者である妻‘

 

が悪者のようになっている事こそが大きな大きな問題です

 

カウンセリングで夫婦の立場が逆転している事を説明する

 

 

カウンセリングで相談者に、その立場が逆転しておかしい事に気付いてもらうのです

 

  • 『不倫という誰が見てもおかしな事をされて黙っているのはおかしいですよね』
  • 『このまま夫が勝手な事を言い続けて離婚されて納得しますか』
  • 『何でこんなこと言われなければいけないのと思うべきですよ』
  • 『お子さんが見ても、パパ悪いじゃんと言いますよ』

 

という話をしますと

 

  • 『おかしいと思っていたのですけど、一人だと私が悪いのかなと思ってしまって』
  • 『夫の言っている事が正しいのかなと信じ込んでしまっていました』
  • 『不倫の前に夫婦の仲が悪いと言われたら何も言えなくて辛かったです』

 

という言葉が出てきます

 

誰かに背中を押してもらったり肯定してもらうと倫理観や正義感が大きくなる

 

 

それくらい、孤独という状況が人間の感覚を狂わしている証拠です

 

自分に自信が無いのは誰しも同じ事ですが、誰かに背中を押してもらったり肯定して
もらうと、自分の中にある倫理観や正義感が大きくなり始めます

 

その孤独から誰かに話せる状態を作る事が、不倫に対する正す姿勢を強くします

 

女性は特に同性でグループを作る事で、知恵や工夫を生み出す生き物です

 

それが夫に関する事であればなおさらです

 

それまでは夫婦の事を他人に話す何てほとんどなかったわけですから、一番孤独に陥り
やすいシチュエーションです

 

辛い時こそ人との交流を拒まない積極的な自分が人生をいい方向に向ける

 

 

そこに、私の相談者が仲間と交流してもらうと、

 

『こんなにも自分と同じ状況の人と話ができるなんて信じられない』

 

という気持ちになるのは当然です

 

多くの相談者にとって、こんな辛い時こそ人との交流を拒まないという積極的な自分が
人生をいい方向に向けるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。