公開日 2016年11月15日 最終更新日 2021年3月19日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の不倫という
ものは、妻にとっては非常に恐いもの、不安なもの、得体の知れないもので
ある事は間違いありません
なぜなら、不倫ブス女との気持ちの悪い関係であり、そしてそれがなかなか目に
見えないものだからです
目に見えるものはバカ夫の罵声や逆ギレだけなのです
『お前とはもう何も話したくない』
『オレはお前にこれから何もしたくない』
『すぐにでも別れたい』
『オレに逆らうのか』
という恫喝に近いバカであわれな姿です
しかし、その一方で不倫ブス女と会っている時は、精神年齢が10才のクソガキ
と変わらない様です
私の相談者が探偵を使ってホテルの出入りや、街中や飲み屋のツーショットを
撮って一緒に見る場面がありますが、どのバカ夫も不倫ブス女に先導されて
いる絵しか出てきません
歩いていても女が引っ張っていますし、ホテルの入りも女が先です
その夫の姿を見た相談者は
『私がバカでした、こんな情けない姿で女と会っているのも知らずに、夫を
立てなければとばかり考えていました』
『私にはこんな顔をした事ないのに、本当にムカつきます』
と、それまで夫を恐い恐いと言っていた自分がいかにコケにされていたのかを
明確に認識します
それくらい、自分が不安なのは知らない所で起こっているだけ、知ればこんな
ものかという位、バカらしい事でもあります
これは夫の不倫に限らず、世の中ではいろいろと同じような状況があります
人に聞いただけの情報で右往左往したり、思い込みだけで動いて失敗する事は
人間の習性でもあります
夫のきりっとしているところも、だらしないところも両方知っているのは私だけ
という思いが崩れる事で、自分が知らない夫がいる現実を受け入れるのです
もちろん、そこには精神的にもきついところはありかも知れませんが、現実を
避ける方こそがきつくなるのは、自分でもわかっているはずです
本当に夫婦としてどういう関係であるべきかと考えた時に、不倫ほどバカにした
話やなめられた話はないのです
今は平成の時代で、昭和のような妻が我慢しているだけの時代ではないのです
むしろ、夫が不倫ブス女の尻にひかれている現状に、妻としてどう思うのかと
いう宿題を突き付けられているのです
夫にいかに気に入られるか、いかに機嫌を損ねないかと考えていた自分が、不倫
ブス女への態度やラインではっきりわかると、じっとしているなんて馬鹿馬鹿しい
というのが普通の感覚なのです
その人として怒りや憎しみをしっかりと出し切って次の展開を考える事が大事
なのです
悶々とした気持ちを溜めたまま、次にいけないのが自分という事に正直になって
行動しているのが私の相談者なのです
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