夫の不倫は世の中を知れば驚かない自〔夫を特別視〕していただけ

夫を特別視しない

公開日 2016年11月23日 最終更新日 2021年5月20日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の夫にも
ある共通点がある事がよくわかります

 

相談者からみる夫は、真面目で優しくて家族思いの人物像が描かれています

 

そうでなければ、そもそも結婚していないわけです

 

夫の不倫は全然不思議ではない事

 

 

その中で、夫は不倫をしているというのが相談者には全然結びつかないのです

 

しかし、私からすると夫の不倫は全然不思議には感じません

 

なぜなら、そういう欲求を持っているからです

 

それを相談者にはおくびにも出さないで来たわけです

 

夫自身もオレが不倫なんてするわけないだろうと思っていた

 

 

もちろん、夫によっては自分自身

 

『オレが不倫なんてするわけないだろう』

 

と思っていて、結果的に不倫しているというケースも少なくないわけです

 

『人生って本当に自分が考えている通りにはならない』

 

と考えているのか

 

『これもオレの人生、仕方がない』

 

と思っているのかは、定かではありません

 

不倫夫はそれまでの夫婦や家族との人生から自分一人の孤独に陥る

 

 

しかし、不倫をした事で、夫はそれまでの夫婦や家族との人生から自分一人の
孤独に陥る人生を想像します

 

その時に弱い自分を実感しています

 

夫も遊びのつもりだったり、ちょっと不倫ブス女に相談を持ちかけられている
うちに関係が深まる事も多々あります

 

ただ、理由はどうあれ人間は意思の弱い生き物です

 

 

うちの夫に限ってそんな事するわけがないという特別視

 

 

それは相談者の夫も例外ではないのですが、相談者だけが

 

『うちの夫に限ってそんな事するわけがない』

 

と、心のどこかで例外、特別にしているのです

 

しかもその実態が不倫という

 

‘自分への裏切り‘

 

ですから余計に受け入れられないわけです

 

夫は全然特別でも何でもない意思の弱い普通の男

 

 

そういう意味でも、夫の不倫は誰にでも起こる事と現実を知るだけでも大きな
意味があります

 

‘自分の夫だけは大丈夫、そんな事はしない、あるはずない‘

 

と思い込んでいた自分を捨てて、新しい世界や常識を取り入れる自分になって
もらうのがカウンセリング
なのです

 

自分の夫は全然特別でも何でもない、意思の弱い普通の男という認識です

 

普通の男という見方こそが、これから夫婦を続けるのであれば絶対に必要な見方
なのです

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。