不倫夫をいつの間にか女性としてみている自分に気が付く事が大事

公開日 2016年11月30日 最終更新日 2017年11月21日

https://youtu.be/V12fj63MoY0

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夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、カウンセリングで
相談者が口にする言葉にはある特徴があって、その言葉の根底にはある共通した
夫への認識があるのです
その認識とは

‘夫を女性化している‘
 
という事です
もちろん、その認識は無意識のうちに自分に刷り込まれている事です
これを読んで
 
『私は夫は夫としか見ていないのに、女性化とはどういう事?』
 
と感じるはずです
まず夫の不倫が起こると、殆どの相談者からは
 
『うそでしょう、あの人がこんな事するなんて』
『信じられない、そんな事あり得ない』
『まさかうちの旦那が、どうしよう』
 
という言葉が出てきます
その言葉は、夫はそうそう過ちを犯す人ではない、そんな大それた事ができる
人ではないという確信にも似た思いです
その思いと現実が180°違うからこそ出てくる言葉です
 
しかし、その言葉をもう少し考えてみると、
 
‘夫は安全に生きる人間‘
 
という思いがあるのです
しかし、そもそも男女の性差を考えると、
 
‘現実逃避して好奇心の強い男‘
 
 
‘現実的に安心を求める女‘
 
という違いが歴然とあります
その中で、夫を女性のように現実的で安心を求めていると、いつの間にか
決めつけている自分がいるのです
そもそも、夫は家庭の中と外での顔は違ったり酒が入ると気が大きくなって
人が変わる、趣味の事になると周りの事は全然目に入らないというケースは
少なくないわけです
つまり、男は社会的な一面と個人的な思考を使い分けて生きています
その後者の部分が現実逃避や好奇心なのです
その中で、不倫というバカな事をするのは決して偶然ではないのです
 
私の相談者も最初は泣き腫らす日が続いても、カウンセリングでいろいろと
パワーをつけて不倫ブス女と戦ったり、夫の逆ギレを蹴散らすと、殆どの方が
 
『うちの夫は小学生のようなものです』
という感覚を持ちます
それまでの、
 
‘まさか、うそでしょう、信じられない‘
 
なんてもう一言も言いません
むしろ
 
『絶対に不倫願望があったはすです』
 
と、夫の心理を自分で解説するくらい、不思議でない事をわかるのです
つまりそこで初めて夫を男という見方をしているのです
それまでは女性の自分と同じで
 
‘現実的で安心思考‘
 
と勝手に思って見ていた自分を戒める気持ちも含めて、夫の事を男としてみる
言葉を出すのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。