不倫夫や不倫ブス女を〔考えられない自分〕より【現実から逃げない自分】

現実から逃げない自分

公開日 2016年12月24日 最終更新日 2021年5月18日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫には何も言えず
そのまま悶々として過ごしてしまう方が非常に多いわけです

 

中にはある程度のラインや、カバンの中のラブホのカードなどを発見した上で

 

  • 『昨日どこに行っていたの、ちゃんと説明して』
  • 『今日私に何か隠していない、本当の事言って』
  • 『私にはわかっている、女と会ってきたんでしょう』

 

というように、夫に詰める妻ももちろんいるわけです

 

夫に不倫を詰めても認めないし軽く言う

 

 

しかし、その中では夫はそうそう認めませんし、仮に認めたとしても実際より
も軽く言います

 

  • 『一月前に出会って、2回会っただけ』
  • 『遊びだから、心配しなくてもいい』
  • 『もう会わないから大丈夫、信じてくれ』

 

という夫の言葉に

 

『腹は立つけど、これ以上言って信じないのかと言われても困るから』

 

と、一旦は様子を見るというか、信じるしかないという状態になります

 

夫の不倫に詰めても水面下で続くパターンからのカウンセリング

 

 

しかし、その後にまた水面下で会っていたというケースが殆どです

 

そして、私のところに

 

『半年前に浮気が見つかって、しばらく様子を見ていたらまた会っているのが
わかって、先生のブログに書いてある通り今度は逆切れして・・・』

 

という連絡が来るというのがパターンです

 

なぜ、あれほど夫は分かれるといったのに続くのかといえば答えは簡単です

 

‘不倫ブス女が許さない‘

 

からです

 

不倫が夫の意思で続いているのではなくブス女の邪悪な妻への嫉妬から

 

 

結局、妻である相談者は夫の不倫を夫の意思で続いていると思っているのです

 

しかし、現実には夫が仮に不倫ブス女に対して

 

『妻に見つかったからもうやめよう』

 

と言うとどういう反応をするのか

 

普通に考えれば

 

『奥さんに迷惑をかかるからやめましょう』

 

です

 

しかし、ここでよく考えなければいけないのは

 

  • 『その程度で引き下がるなら不倫なんてしていない』
  • 『奥さんにいい思いなんてさせない、私のほうが愛している』
  • 『奥さんなんて何もしていないじゃない、私が幸せにする』

 

という

 

‘不倫ブス女の邪悪な妻への嫉妬‘

 

です

 

他人の不倫ではなく夫だから逃げるわけにはいかない

 

 

もちろん、妻からすると

 

『ちょっと私には考えられない』

 

という事ですが、これが現実です

 

しかも他人の不倫話ではなく夫の話ですから、逃げるわけにはいかないのです

 

 

世の中で起こっている事を受け入れる

 

 

すべき事は

 

‘世の中で起こっている事を受け入れる‘

 

という事です

 

私の中ではあり得ないとだけ思って生きていたら、これからの人生で何度挫折
を味わうのかわからないのです

 

それよりも、自分の普通を拡げる意識を持てば、夫の不倫もどこかで対応できる
自信が自然とついてくるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。