公開日 2017年1月24日 最終更新日 2021年5月17日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者との
カウンセリングでは、常にそのビフォーアフターに気を配る必要があります
一生懸命夫の不倫をどうにかしようとしている相談者が、取る行動として
どうしても自分が大人しくするスタンスになりがちです
目次
不倫夫にこれを言ってもいいでしょうかという承認前提の思考
その中では、出る言葉も態度もまるで誰かにOKをもらわなければいけない
これを言ってもいいでしょうか、という承認を前提の思考になっています
- 『夫には私がカウンセリングを受けていると言わなくていいでしょうか』
- 『夫には女と戦う前に言っておいたほうがいいでしょうか』
- 『夫の親には今の状況を伝えたほうがいいでしょうか』
など、とにかくやる事なす事を私に聞いてからでなければ動けないという
状況です
自分で判断しなければいけない連続が人生
その待ちの状態では、夫の不倫と言わずこれからの人生で何かとブレーキ
をかけてしまうのは目に見えています
つまり、
‘自分で判断しなければいけない‘
連続が人生です
これをやってみるというお試し感覚を持つ
仮に私がカウンセリングでアドバイスをしている間、私のOKをもらって
動いたとしても、いつまでもその状態が続くわけではありません
むしろ、私がアドバイスをしている間に、その判断力をつけてもらうよう
自分で
‘これをやってみる‘
という事をお試し感覚でやってもらうのです
そして、仮にそれがおかしな方向に行ったとしても、それはまた修正の
作戦会議を開けばいいのです
不倫夫の言いなりになったかと思うとゾッとする
そういう自分の決断を重ねる事で、これからの人生に大きな希望が持てる
のです
私の相談者は、そういう経験を重ねていくと
『私が今まで夫に殆ど任せっきりの人生でした、あのままだったら夫の
言いなりになったかと思うとゾッとします』
という反応が出てきます
自分が全力で生きてきて来なかったどこかで手を抜いていた事に気付く
それ位、自分が全力で生きてきて来なかった、どこかで手を抜いていた事
に気付くのです
そういう気が緩んでいる時に重なって夫の不倫が起こるのも当然、という
位に冷静に思えるのです
そこから、自分が見てこなかった世界や視界を積極的に入れる人生を歩む
事を当たり前にしていくのです
その相談者のビフォーアフターは驚くほどの違いがある事を、相談者同士
が一番よく知っているのです
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