不倫夫からの洗脳が解けてエセ教祖に見える時が人生の大きな転機

不倫脳夫はエセ教師

公開日 2017年1月25日 最終更新日 2021年3月18日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の夫への
思いには必ずといっていいある共通する事があります

『夫の言っている事を聞いてきたから、今回も何とかやめてくれるはず』
『私が嫌がっている事をわかっているはず、絶対に終わってくれる』

という期待を込めている思考です

その思考でいる事で、大きな大きな落とし穴がある事はわかっていません

その落とし穴とは

‘夫の偶像化‘

という事です

偶像化という事は、崇拝しているという意味です


その中で、夫が言っている事に従っていれば最後は助けてもらえるという

気持ちがあるのです

その偶像化しているうちは、夫への信じる自分しかないのですから、疑う
とか、自分で真実を探るというような発想はこれっぽちもありません

しかし、その信じている夫はと言えば一向に自分の方を向いてくれるわけ
でもなく、むしろ自分から距離を取っていくわけです

その状態を続けていると、自分がどんどん弱くなる事がわかるのです
なぜなら、体を動かすわけでもなく、ただ夫に右往左往させられている
だけです

夫もそういう妻の状態を続けさせたいのが本音です

何かを聞かれても

『何を馬鹿な事を言っているんだ』
『お前が何を言っても関係ない』

というのは、夫はエセ教祖を演じていれば楽なのです

盲目的に信じ込んでいる信者の妻に、ちょっと強く言えば言う事を聞くと
タカをくくっているのです

その夫をハタから見れば

『あの人危ない新興宗教の人』

というイメージです

それ位、自分がトンチンカンな宗教に入っている事に気づいてもらう必要
があるのです

私の相談者がカウンセリングを受けると

『夫の言っている事を本当に疑いもなく信じていた自分が情けないです』
『夫に騙され続けていたのも自分が悪いわけですよね』
『夫の事を過剰によく見過ぎていたわけですね』

と、夫からの洗脳が解けたような言葉が出てきた時が、相談者の人生中で
大きな転機になるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。