公開日 2017年1月26日 最終更新日 2020年6月4日
https://youtu.be/iy1bJGvRqF4
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって
自分たち夫婦は周りから見てどう見えているのかという不安が常にあります
『夫の不倫をご近所に知られたら大変な事になる』
『夫は社内不倫を隠せているのだろうか』
『絶対に子供に知られるわけにはいかない』
と、まるで夫と自分のトップシークレットのような話になっているのです
しかし、夫と妻には不倫という共通認識はなく、かたやシラを切りまくり
かたやおどおどしているという関係です
その中で、不倫を悟った妻だけが
‘誰にも話せない‘
状態に陥っているのです
不倫をしているのは夫と不倫ブス女であるにも関わらず、何もしていない妻が一人
ビクビクしているのです
こんなバカな話はないのです
なぜそうなるのかと言えば、夫の不倫をまるで自分が共犯者のような感覚になって
いるからです
『ご主人の不倫も見抜けなかったあなたが悪い』
『夫の不倫くらい、時間が経てば終わるからオタオタしないのよ』
『あなたにも責任があるんじゃないの』
と、周りから言われるのが怖いのです
それはまさしく、自分と夫の中で起こしてしまったアクシデントのような錯覚に
なっているのです
何度も言いますが、不倫を起こしているのは夫と不倫ブス女でしかないわけです
から、妻は当事者でもなくただの被害者でしかないのです
そこに大きな意識改革がいるのです
『不倫は馬鹿な夫と汚いブス女が性欲を満たす行為であって、こんな非社会的行為
は私には無縁の事』
と言い切れる自分が必要です
そこに夫の愛情を失いたくないとか、気持ちがあるから強く出れないと言って毅然
とできない人は、それはそれでそういう人生を歩むしかないのです
妻の座を守るために、自分を棄てるという感覚で生きるしかないのです
私の相談者は
『妻である前に人として動きます、妻もプライドも棄てません』
と言います
つまり、何かを守るために何かを棄てるのではなく、棄てるどころか自分に自信や
能力を足す発想を持つのです
そこに、忘れていた自分を自分で取り戻す姿があるのです
自分が自分でなくなってしまっては、その上に妻をやっていても人生の意味なない
妻は自分の後に人工的にくっ付いている立場でしかないのです
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