夫の不倫が発覚した時こそ今までの自分の生き方を元に情報を探す

今までの生き方が大事

公開日 2017年2月16日 最終更新日 2021年3月6日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって
降りかかってきた夫の不倫は、自然災害で言えば地震に近いものがあります

台風や降雨、火山の噴火であれば、天気図や予兆をつかむ時間がある程度は
ありますから、対応する心の余裕が持てます

しかし、地震はそういうわけにはいかないのです
いきなり揺れて、数分間に恐怖の底に突きとされるわけで、心の余裕なんて
もちろんあるわけないのです

夫の不倫が発覚すると

『え、何これ、どうすればいいの』
『わけがわからない、誰か何とかして』
『もう怖くて体が動かない、助けて』

という感覚です

その状況で冷静な判断ができる方がおかしいのです
そして、いつ次の地震がくるかわからないと同じで、何が見つかるのか
わからない恐怖しかありません

その中で、テレビで地震速報を見たり、ニュースを見るのと同様、ネット

でどうすればいいのかを一生懸命探す日々が始まります

地震であれば、その震源地を特定して、津波などの予測や逃げるべき対策
をニュースで流します
つまり、ライブ放送で情報を入手できます

しかし、夫の不倫の場合はネットに載っている情報はあくまでも書き手の

想像であり、相談者の現状を見ているわけではありません

また、原因を特定するように書いている情報は多くなく、結局素人判断で
探偵を雇ったり、もしくは何もできないままの状態が続きます

つまり、その起こった時の初動をどうすればいいのかという情報の有無が地震
と夫の不倫の大きな違いがあります

私がいつも思うのは、何か突然トラブルに見舞われた時に一番最初は経験した
事がないわけですから、慌てるのは仕方がありません
しかし、大事な事はその後です

いかに、そのトラブルの

‘原因をしっかりと特定できる情報にたどり着くか‘

です

もちろん、ネットには様々な情報が日々更新されて、氾濫している中で探す
のは至難の業かもしれません
しかし、夫に感じる違和感を元に辿っていけば、何も悪い事をしていない
自分が夫に謝ったり、下に入る事を推奨する愛され妻のような内容の記事を
見て

『私が探している情報はこれではない』

という判断はつくのです

自分という人間が今までの経験で、こっちではないというカンを働かせる事
が大事です
私の相談者も、ネットで私のブログにたどり着いている時には

『とにかく内容が一番しっくりときた』
『私の探しているのはこれだと思った』
『こういう内容を書いている人は他にいなかった』

という声を数多く聞きます

自分の神経を研ぎ澄まして、自分の今までの生き方を信じて手繰り寄せた
情報を元に動く事が大事です
それくらい、夫や不倫ブス女の確信犯の悪事に対峙するのには、集中力を
持って臨む事が徹頭徹尾大事なのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。