〔不倫夫にとっての自分〕から【自分にとっての自分】を探す人生に変える

自分探しの自分

公開日 2017年3月18日 最終更新日 2021年5月17日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫にとっての妻
とはどういうものなのか

 

それを妻である相談者は、毎日開けても暮れても知りたいわけです

 

その答えをまるで夫が明確に持っているかと信じているわけです

 

多くの不倫夫がマニュアルがあるのではないかと思うほど同じ事を言う

 

 

しかし、現実には夫は自分にとっての妻を言葉では表現なんてできないわけです
そんな表現力も実力もないのです

 

  • 『とにかく俺に話かけるな、もう放っておいてくれ』
  • 『俺はいないものと思ってくれ、もう夫婦じゃやないから』
  • 『早く俺を自由にさせてくれ、離婚してくれるなら何でもする』

 

 

位の言葉を今日も日本、いや世界のどこかで不倫している夫がほざいている
わけです

 

それは自分の夫だけではなく、多くの不倫している夫がマニュアルがあるの
ではないかと思うほど同じような事を言います

 

夫の心理はただ一つ妻にこれ以上突っ込まれたくない

 

 

その不倫脳の夫に、

 

  • 『私の事をどう思っているのかしら』
  • 『私が大事じゃないの』
  • 『私はどうでもいいの』

 

と聞けば聞くほど、自分のしている事がその思いとは真逆という事実があるので
逆ギレをします

 

その目的はただ一つ、

 

‘妻にこれ以上突っ込まれたくない‘

 

という事だけです

 

不倫夫はそのブス女を必死で隠している

 

 

それだけ、夫は妻の洞察力を恐れているのです

 

妻は自分が嫌われていると思って近づきますが、夫はその距離が恐ろしいわけで
自分がボロを出してしまうのではと不安で仕方がないのです

 

その両者の思惑が全く違うのは、結局は不倫ブス女が入り込んでいるからに他
ならないのです

 

夫はそのブス女を必死で隠しますから、その普通ではない様子に妻が異変を感じて
夫に病気でもしているのかしらと寄るのは夫婦だからこそです

 

夫は思っているような真っ当な考えや行動をしているわけではない

 

 

それ位、夫には妻に隠し事をしているという事実が重くのしかかっているわけで
その実態を知れば、自分の事をどう思っているかを聞いていた自分が馬鹿らしく
なるのです

 

夫は自分が思っているような真っ当な考えや行動をしているわけではないわけで
むしろ、俗的な人間のいやらしい部分をたくさん持っている事を知るべきです

 

それは自分の夫だけではなく、どの夫も持っているのです

 


もっと言えば、男女関係なく誰だって持っているもので、その証拠にブス女も一応

女です

 

裸になれば偉いも偉くないも関係ない同じ人間

 

 

そういう見方を持って人間関係に臨んでいくと、どこか肩の荷が降りたような感覚
になるのです

 


夫をどこかで特別視していた自分、自分さえも特別視していた自分がいるわけで

そこから

 

『裸になれば偉いも偉くないも関係ない、同じ人間』

 

くらいの感覚で生きていく方がものすごく楽になるのです

 

そのためにも、夫にとっての自分を探していた自分から、自分にとっての自分を探す
人生に変えるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。