不倫夫を反抗期の息子のように見守る母親になっている事に気付く

不倫夫を息子のように見守る妻

公開日 2017年3月20日 最終更新日 2021年3月30日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、反抗期のような夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、
夫に対しての接し方を聞くと、妻であるはずの相談者が妻でなくなっている
事を指摘する事が少なくありません

 

どういう事かと言うと、簡単に言えば夫の母親になっているのです

 

妻がいつの間にか夫の母親になっている

 

そういうと、多くの相談者は

 

『そんなはずはない、私はあの人の母親になんかなっていない』

 

と思うはずです

 

しかし、自分が夫にどういう接し方になっているのかを考えると確かに母親に
なっていると言われても仕方がないと思うはずです

 

  • 『夫には何か下手に言うと、機嫌を損ねてはいけないと思ってしまって黙って
    います』
  • 『夫がおかしくなってしまって、私が守らなければいけないと思っています』
  • 『私が強いから夫は私を怖がってしまっています』

 

と、不倫して悪人のはずの夫にこちらが気を遣ったり、何だかびびっている自分
がいるのです

 

事を荒立てたくないから妻が母親になっている

 

 

もちろん、相談者は平和主義者ですから事を荒立てたくないという気持ちが
出るのはわかります

 

しかし、悪い事をしている夫を正せない様は反抗期や受験生の息子をおっかな
びっくり接している母親とそっくりです

 

世の中の人が見たらそう見えてしまう事をわかってもらう必要があるのです

 

  • 『何で不倫している夫に言えないの、おかしい』
  • 『夫がしている事は悪い事でしょう、妻が正すのは当然』

 

 

というのが普通の考え方です

 

夫を自分を捨ててでも守るものにしている

 

 

そうなっていないのは、やはりどこかで夫を

 

‘自分を捨ててでも守るもの‘

 

にしている、つまり子供に置き換えているのです

 

もちろん、相談者自身にはそのつもりはありませんが、実際には夫への対応
どう考えてもおかしいのです

 

妻であれば、夫のダメなところを一番言うべき立場です

 

母親は自分のお腹を痛めて産んでいるわけですから、息子の過ちにどこかで

 

『ごめんなさい、私の育て方が悪かった』
『あの子に限ってそんな事はない』

 

という母性が働くのは当然です

 

夫の不倫は妻の立場を見直すきっかけ

 

 

その実母と同じような感覚が過剰に妻にも出ているわけで、妻の立場を見直す
きっかけにできるかです

 

カウンセリングでは、多くの相談者に

 

『ピンチではなく人生最大のチャンスですよ』

 

と言うのはそのためなのです

 

夫は何を言っても許されると勘違いしている

 


母親になっているという事は、夫は何をしても許されるという勘違いをして

いるという裏返しです

 

恋人の時には

 

『私に何かダメな事があれば言ってね』
『俺は頑張るけど、おかしな事があれば言ってくれ』

 

というような関係であったはずです

 

それを口にしなくても、そういう感覚で恋人になっていたはずです

 

要は夫と自分の中には真摯な気持ちや緊張感もあったはずです

 

それがいつの間にかなあなあになっているのです

 

夫がアホな事をしても、腫れ物に触るような自分になっている

 

おおよそ夫婦というお互いを高めあう関係ではないのです

 

妻が母親になってしまうと不倫夫は怖いものなし

 

 

それを多くの相談者が実感していますが、その流れを変える事ができない
ままで不倫を目の当たりにしているのです

 

それもこれも

 

`母親になっている自分`

 

に気が付かなければいけないのです

 

夫にとって人生で一番寛容なのは多くの場合母親です

 

正直息子が犯罪者でも守るのです

 

『世の中が敵でも私だけはあなたの味方だから』

 

という存在です

 

それを実母以外に妻がその役割を担ってしまえば、このバカな夫には何も怖い
ものはないのです

 

そんな不倫をしている夫に都合のいい環境を作っていいはずはない

 

妻が妻である事が絶対に必要です

 

人生をかけて夫婦になっている自分を思い出す

 

 

妻であれば、夫のアホな悪事に何もできないままでいいはずがない

 

というよりも、妻でなくなっていいはずがない

 

世の中で一番

 

『他の誰が何を言おうが許せない、許してはいけないのが私』

 

という気概を持つ事です

 

それでこそ、自分が人生をかけて一緒になった夫婦を作る第一歩なのです

 

夫婦は夫と妻という構成であって、息子と母親ではないのです

 

その違いを意識しなければいけない

 

夫の不倫では、夫婦という本質を知らなければいけないのです

 

自分と夫はどういう関係でなければいけないのか

 

それは妻は妻でなければいけないという、当たり前を追いかける事なのです

 

 

夫は自分が選んだ男というなら妻の権利と義務をぶつける

 


夫が反抗期の子供のような状態でも、自分が選んだ男です

 

それが嫌なら離婚すればいいのです

 

しかし、離婚しないというのであればアホな夫に妻の権利と義務をぶつけるのです

 

 

夫婦という関係は、どちらかがおかしくなってももう一方がしっかりしていれば
何とかなるものです

 

しかし、そのおかしくなった方にまともな方が引きずられてしまえば終わりです

 

 

夫の傍若無人ぶりになす術無いと思ってしまえば、夫婦の意味がないのです

 

 

『私はこんなバカな事をされるために結婚したんじゃない』

 

 

という、決意を持てば必ず自分の納得する行動を探します

 

その行動をカウンセリングで明確にすれば、反抗期のような夫のアホさを鼻で笑う
ほど
強い自分に変わるのです

 

(勇気を持って、まずは下記無料電話、メールにてご相談ください)

無料相談専用電話(15分ですが真剣にお伺いします)
090-5515-8337
(日月火水木金土10時~18時)
カウンセリング中でつながらない時がありますので
申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください

無料メール相談 ⇒お問い合わせはこちら
できれば、状況を詳しく入れてください、2日以内に返信します
(3000字入りますが、文字数を超えるとデータが届かない可能性
がありますので、ワード、メモ帳などに一度保存してコピー&
ペースト入力下さい)

有料相談メニュー

メルマガ(無料:毎日午後13時+α配信)

『夫婦カウンセラー木村泰之 浮気した夫の頭の中』

まぐまぐメルマガ(無料:毎週日曜日3時配信)

 『夫婦問題カウンセラー木村泰之男女の法則」』

*************************

関連記事



夫婦問題レスキュー隊

名称未設定-1_r2_c2

日~土 10時~18時
15分ですが、あなたのお悩みを真剣にお伺いします

090-5515-8337

カウンセリング中でつながらない時は、
申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください

P5240902_r1_c1

〒104-0031 東京都中央区京橋1-3-2 モリイチビル4階

【人気のメールマガジン】
『夫婦問題カウンセラー木村泰之  浮気した夫の頭の中』
『夫婦問題カウンセラー木村泰之 男女の法則』

【メディア情報】
書籍書籍・DVD情報はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。