夫の不倫が苦しいのはバカ二人からの疎外感と知ればパワーが出る

不倫バカ二人を知る

公開日 2017年3月25日 最終更新日 2021年3月5日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫については
何をされても不倫だけはありえないという思いの相談者は少なくありません
例えば借金、暴力、親族間のトラブル、子供の教育の問題なども夫婦間に
出て
くる事は珍しくありません

しかし、その中でも夫の不倫ほど相談者の体重を落とさせる問題はないのです
なぜなら、他の問題はどこかに相談する窓口や、対処できる方法や代わりに
できる事などが見つかるからです

夫の不倫は、そういう窓口や対処できる方法論が無いわけです
なぜ無いのかといえば、不倫という実態がなかなか表面化せずに水面下で
進んでいるので、妻である相談者は不倫をしている匂いに苦しむからです

隠ぺいしたりシラを切る夫と、陰に隠れる不倫ブス女の匂いだけで見えない
から対処ができなくて心身が衰弱するからです

他の問題はまだ目に見えていたり、現象が察知できる事ですので、不倫ほど
体に異変をきたすケースは多くないのです

その中で、夫の不倫は妻が普段から感じている感覚とは違うからおかしく
なる
そして、その違和感は見えない分どんどん大きくなるので、相談者の心は
孤独と不安にさいなまされるのです

それくらい夫の不倫には妻の心身を衰弱させる邪悪なパワーがあるわけで、
夫はその実態を当事者でありながら全然わかっていませんし、わかろうと
しないのです

なぜなら、不倫は妻を除外した不倫ブス女との秘め事だからです
その妻にとっては、

‘妻である自分が蚊帳の外‘

という状況が苦しくて苦しくて仕方がないのです

他の問題であれば、少なからず自分が当事者になって解決するような行動

を起こすわけです

不倫は自分が当事者ではもちろんまずいわけですが、夫に隠されていると
いう事が、自分の自尊心や生き方を否定されるのです

カウンセリングでは、そういう相談者の疎外感をしっかりと受け止め、かつ
そのバカな二人の隠し事に悩んでいる事自体ばからしいという説明をします

『あなたが悪い事は何一つありません、世の中で白い眼を見られるのは夫と
ブス女です』
『あなたがまずすべきは、自分を責める事をやめる事です、次にこの二人の
実態を暴いてケジメをつける事です』

と、夫に嫌われているという心境から、自分が夫を見損ない、ブス女には同じ
女性としてあり得ない行動に心からの怒りを出す事を、相談者の心の支えと
なって後押しするのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。