夫が不倫をやめるか何て関係なく納得を作る【男前の自分】が答え

妻のプライドを取り戻す

公開日 2017年4月10日 最終更新日 2021年5月16日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫に対しては
何はともあれ、不倫していても肯定をする心理が働きます

 

もちろん、夫婦ですし自分が選んだ夫ですから無理もありません

 

不倫している夫を勝手に病人にしている

 

 

その心境は、何だか本人は責任がない病気にかかってしまい、

 

『よりによって、あなたが何でこんな病気にかかってしまったの』

 

という位、不可抗力でおかしくなったかのような扱いになっているのです

 

その対応というか、接し方でいるといつまでも不倫に対してメスを入れる
自分は生れてきません

 

いつか終わってくれるはずという神頼みの自分がいる

 

 

それどころか、どこかでは

 

  • 『いつか終わってくれるはず』
  • 『下手に動くと余計におかしくなる』
  • 『夫は絶対に戻ってくる』

 

と、何だか神頼みのような自分がいつの間にか頭を支配します


しかし、それで夫の不倫の終わりを見た人を私は知りません

 

もちろん、世の中にはそれで終わったという人もいるかもしれませんが
水面下で続いている事を知らないだけかも知れません

 

堪忍袋の緒が切れた自分の気持ちが自分を動かす

 

 

私の相談者はじっとしていて何も変わらないどころか、余計ひどくなった
事を目の当たりにしているから、カウンセリングを受けるのです

 

その相談者の方が口を揃えて言うのは

 

  • 『今の状況をこれ以上続けるのは絶対に嫌です』
  • 『このままではバカにされるだけ、夫の不倫は許せません』

 

と、ようやく堪忍袋の緒が切れた自分の気持ちです

 

もっと早くカウンセリングに来ていればよかったという後悔

 

 


しかし、それと同時に

 

『もっと早く来ていればよかったです、この一年を本当に無駄にしました』

 

と、後悔してもし切れない自分の思いも出すのです

 

そこには自分の決断力の弱さと、時間を無駄にした事の両方が混在します

 

仮に一年前に来ていれば、もっと早く対処できたであろう事を想像できる
わけで、遅かったり、中途半端でいい事は何もない事を実感します

 

私も相談者の方には、一生懸命勇気を持って夫の不倫になるべく早く行動を
動かす重要性を説明します

 

自分を自分で取り返すという意識が必要

 

 

しかし、相談者の心にあるのは

 

  • 『自分一人では不安だし、何ができるのか』
  • 『夫は本当に戻ってくるのか』

 

という、何だか妻である事をすっかり忘れている自分です


とにかく、夫の不倫をどうにかやめさせるという発想ではなく

 

‘自分を自分で取り返す‘

 

という意識です

 

何もできない、何も言えない、何も考えられない自分をいいと思う人は
いません

 

夫の不倫が終わるかではなく許せないと思ってやるべき事をやるだけ

 

 

その自分から脱却するために動くだけです

 

その先に、夫の不倫に納得する行動をしているのが私の相談者です

 

『夫の不倫が終わるかどうかなんてどうでもいいです、私は許せないと思って
やるべき事をやるだけです』

 

と、その

 

‘男気あふれる言葉‘

 

が、今悩んでいる方の求めている答えなのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。