ブス女の美化や夫への諦めが勘違いも甚だしかった自分に気付く

不倫ブス女に負けない

公開日 2017年4月15日 最終更新日 2021年2月27日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の心の中
にある、世の中の見方を今までより大きく広げてもらう事が非常に重要になる
わけですが、相談者にとってはそれが怖い事と映るのも確かです

『お前に何ができるんだ、世の中の事なんて全然わかっていないくせに』
『俺の言う事が正しいんだよ、お前の言っている事は訳がわからない』
『オレに勝てると思っているのか、何もできないお前が勝てるはずないだろう』

位の上から目線の夫に

『私が世の中の事をわかるはずがない』
『私の考えている事は夫にはお見通しだから勝てるはずがない』
『私ができる事なんてほんの少ししかない』

という思い込みが頭を支配します
その勢いで、夫の陰に隠れている不倫ブス女までも、

『私なんて比較にならない位の素敵な女性だろうな』

と、その被害妄想や、勝手に敵を美化している自分は止まる所を知りません

しかし、現実には夫も不倫ブス女もひどいレベルの人間です

二人で結託されれいるうちはよくわかりませんし、相談者自信が世の中の事を
避けていては、いつまで経っても夫や不倫ブス女の下にいるだけです

それが嫌ならば現実から逃げずに、世の中の事を積極的に知る自分が必要です
カウンセリングではその相談者の

’世の中の事を知る不安’

を一緒になって取り払うのです

『夫のこの言葉は会社で使っている言葉をそのまま言っているだけですよ』
『不倫ブス女の嫉妬がこの夫の言葉に乗っているだけで、夫は言わされている
だけですよ』

など、相談者がおっかなびっくりで聞いていた夫の言葉の解説をするのです
その中で相談者も

『私が夫を勝手に大きくしていました』
『不倫ブス女に対決して本当にバカな女とわかりました』

と、世の中の基準を知って戦うと、自分一人の見方がいかに狭かったかを痛感
するのです

しかも、それほど時間がかからずに、数週間でその感覚を持ってもらうのが私の
カウンセリングです
相談者に一番身に付けてもらうべきは、世の中の事をどんどん知ってもらう事です

そこから、相談者の交流を通して自分が狭い所でグルグル回っていた事を実感して
もらうのです
夫の不倫に、不倫ブス女の美化や夫を大きく見ていた自分が勘違いも甚だしい事
に気が付かなければいけないのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。