不倫夫を見てダメだ目がイッテいるという感覚こそが自分を救う

不倫夫は目がイっている

公開日 2017年6月16日 最終更新日 2021年3月5日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、不倫に悩む相談者が
どうしても自分ができる事がよくわからないという心理状態になるのは仕方がない
事です
その中で本当に何もできないでいいはずがないわけで、すべき事がわかれば何でも
やりたいという事も心の中にはあります

しかし、その相談者のやりたい事があればやるという思いはある前提があります
それは

‘夫の仲が壊れない事‘

という前提です

その気持ちはよくわかりますが、その中で考えるべき事があります

その壊れないという気持ちは言い換えると、今の状態をどう考えているのかという
事です
それは、今でも夫婦は何とかなるのではという希望的観測です

そこには、まだ状況的には最悪という意識を持てないという裏返しもであります
もちろん、いきなり夫の不倫が発覚しているわけですから、夫婦が最悪の状態と
認識できる方が難しいわけです

しかし、水面下ではブス女に入れ込まされていて、知らぬは妻だけという状態が
現実ですから、いくら妻が

『私が悪かった、お願い戻って来て』

と懇願を続けても、ブス女の全然倫理観も道徳観もない押しに、アホな夫は性欲を
くすぐられて、まるで場末のスナックに毎夜フラフラと入るようなものです

この正常な思考ではない夫に、何とか希望を持とうとする妻の思考が問題なのです

『これはダメだわ、目がいっている』
『この人いかれている、ちょっとやそっとではダメ、こちらも覚悟を決めなきゃ』

という状態なのです

そこに背中を押すのがカウンセリングです
相談者がおっかなビックリ動くのも怖いという心境から、もっと自分が主体的に
このバカ二人をあぶり出すという強さを持ってもらうのです

『夫の弱さや小ささを見抜けていなかった事が今までの自分でした』
『夫婦を小手先でどうにかしようとしている自分がいました』
『傷つきたくないという一心で甘えていました』

という言葉が出てくるようにするのがカウンセリングです

そこに、自分が見えていたなったものや隠されていたものをしっかりと捉える力が
絶対に必要という危機感を持つのです

それこそが、夫の不倫で一番手にした自分の人生で大事な力なのです
夫に力やエネルギーをもらおうとして生きていた自分が、自分をダメにしていた事
をハッキリとわかるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。