不倫夫に〔ダメな事をダメ〕と言えなければ夫婦もへったくれもない

ダメなものはダメ

公開日 2017年6月26日 最終更新日 2021年5月13日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の不倫は確かに
辛いものですが、その中で木村泰之の相談者がなぜ強くなるのか

 

もちろん、辛さが一気になくなるわけでも何でもありませんし、きれいさっぱり
不倫から足を洗うとは限りません

 

木村泰之の相談者が笑顔で前向きになっていくのはワケがある

 

 

しかし、私の相談者が笑顔で前向きになっていくのはワケがあります

 

私の相談者も御多分に漏れずに、最初は

 

  • 『何とか修復したいんです』
  • 『離婚は避けたいです』
  • 『夫婦が前のように仲良くなりたいです』

 

という夫に嫌われたくない、夫を取り戻したいという心境です

 

しかし、現実は夫は自分の意思とは裏腹に好き勝手に動かれているだけです

 

カウンセリングでとにかく自分で動くという宿題を出す

 

 

その自分の思いが通じないと言っている相談者に、カウンセリングでは

 

‘とにかく自分で動く‘

 

という宿題を出します

 

相談者の多くはリビングで夫を見ているだけで、外で起こっている事を勝手に
都合よくイメージしているのです

 

  • 『今日は夫は帰りは早いと言っていたから相手とは会っていないはず、よかった』
  • 『遅くなると言っていたけど、会社の人との飲み会だからホッとした』
  • 『最近家でもトイレにスマホを持っていかないから、連絡は取っていないと思う』

 

と、とにかく都合よくストーリーを展開しています

 

夫の不倫は修復とか仲良くしたいと言っている次元ではない

 

 


しかし、探偵を入れたり、持ち物をしっかりと見ると、会社を黙って休んでいたり

飲み会も嘘だったり、他の手段でブス女と連絡を取り合っている事を知るのです

 

すると、自分が一度ならず二度三度とうそをつかれたり、騙されている事にようやく
気が付きます

 

修復とか仲良くしたい、と言っている次元ではない事をやっとわかるのです

 

このままでは自分が本当にコケにされるという危機感です

 

笑顔になるのはプライドを取り戻す意識を全面に出すから

 

 

その感情が出れば夫の不倫をやめてほしいという前に、自分の

 

‘プライドを取り戻す‘

 

事が最優先になってくるのです

 

家で夫の言う事を信じようとした自分は、傷つきたくない、現実を知りたくない、
逃げている自分という事をよくわかっています

 

しかし、それを続けているとさらに自分が惨めになる事をはっきりと想像できる
ように なっていくのです

 

私の相談者が笑顔になるのは、プライドを取り戻す意識を全面に出すからです

 

ダメな事はダメという自分が自分を取り戻す

 

 

夫を形だけ繋ぎ止めたい、愛されたいなんて思っている事が一番恥ずかしいという
思いを、相談者の仲間からも教えられるのです

 

‘ダメな事はダメ‘

 

という自分がなければ笑顔もへったくれもない、自分の生き方を通す自分が笑顔を
取り戻すのです

 

取り戻すべきは夫ではなく自分と知れば、前を向く人生を進めるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。