夫の不倫に自分が必要な事は〔すごい力〕ではなく【倫理観や道徳観】だけ

夫の不倫に倫理観と正義

公開日 2017年7月16日 最終更新日 2021年5月13日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、多くの相談を受けて
いますと、世の中で起こっている事が徐々に相談者を通じてわかってきます

 

相談者は殆どが主婦ですから、妻であり母親であり娘であり、姉であり妹ですから
多くの立場があります

 

夫はと言えば仕事をしている時間が殆どですから、私が経験している事とそれほど
大差はありません

 

夫よりも妻は子育てやママ友等のフラットな人間関係

 

 

上司にも部下にも気を遣い、毎日それほど差のない生活を続けています

 

そういう意味では、子育てやママ友等で接している方がフラットなだけに人間関係
もいろいろと起こります

 

しかし、夫はお金を稼いできている役割の分、

 

『俺は妻には妻にはできない事をやっている』

 

という傲慢さが見え隠れします

 

では夫は子育てやママ友との付き合いが夫にできるのかと言えば、強がりで

 


『それ位はやってやる、大した事はない』

 


と返すかもしれませんが、実際問題できるはずがないのです

 

妻が思うほど不倫夫は世の中を知っていない

 

 

その中で、夫婦を知らず知らずのうちに上下関係にしている思考を変えるのです

  • 『夫の方が世の中を知っている』
  • 『夫の方が頭がいいし、口が立つ』
  • 『私は夫の言うとおりにしている方が楽』

 

という思考を変えるのです



妻が思うほど夫は世の中を知っていませんし、頭も良くないのです

 

会社の企画書に書いてあるような言葉を覚えているだけです

 

ビジネス用語を並べられて何だか立派に見えているだけです

 

不倫夫は世間ではあり得ない事をしてるバカな大人

 

 


カウンセリングではその夫の外での実態をお話しして、見えていない状況をわかる
ように説明します

 

夫にはできない事をしている

 

‘自分のプライド‘

 

を取り戻すと同時に、夫は世間ではあり得ない事をしてるバカな大人という見方が
できるようになるのです

 

  • 『夫の言っている事が本当に情けなくなってきました』
  • 『こんなにバカとは思いませんでした』
  • 『私はよく見過ぎていたのですね』

 

という言葉が出てきた相談者の表情は、少し前と全然違います

 

不倫夫のように周りに迷惑をかけるような事はしないという意識で十分

 

 

夫に言いくるめられていた自分が、その夫を上回る力がある事を知るからです

 

取り立ててすごい事が出来なくても、

 

『夫のように周りに迷惑をかけるような事はしない』

 

という意識で十分なのです

 


その倫理観や道徳観こそが自分の生きる姿なのですから

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。