公開日 2017年7月29日 最終更新日 2021年2月26日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとっては
夫の不倫に対して、誰にも話できないという孤独な状態が続いています
これまで様々な問題が発生した時に、誰に相談するかと言えば他でもない夫です
その夫が自分に対して背信行為をしているわけです
『まさか私を裏切るなんて思いませんでした』
『うちの夫がこんな事をするとかユメユメ考えていませんでした』
『ウソでしょう、そんな事あり得ないというのが今の気持ちです』
と、まさに味方に背中から銃で撃たれたような心境です
その夫といえばどう考えているのか
『オレはアイツに見つからなければいい』
『オレがそんな事するなんて思っていないから隠し通すだけ』
『オレはオレの好きにする、家族や夫婦には迷惑をかけていない』
と、家の外の行動と家の仲の立場を勝手に切り分けているのです
結局、夫は夫婦に真摯に向き合うどころか、形だけ夫婦や家族が保たれていれば
どこか自分の勝手をやってもいいと自分に緩く考えているのです
それを助長しているのがブス女です
『奥さんは家で安心して暮らしているからいいじゃない』
『私なんてあなたに捨てられたら死んでしまうかも』
『あなたが嫌ならもうこの関係はやめましょう』
と、押したり引いたりして夫の感情を揺り動かすのです
そのブス女に自分が不倫をしている後ろめたさをゆるめてもらっているのです
ブス女も自分がしている事は何とも思っていないわけではありませんが、結局
物事を脳ミソではなく子宮で考えていますから、かなり倫理観や道徳観は欠落
しています
子宮にはそういう判断力はないわけで、そこに夫の下半身をためらいもなく受け
入れているのです
その妻が頭だけで考えている事は、このバカ二人の下半身が結合しているという
現実をイメージできないのは当然です
そこをカウンセリングでしっかりと理解してもらうのです
そこに隠れているものは、おおよそ家庭では結び付かない夫のアホな醜態です
中学生の恋人でも出さない中年のオッサンとオバサンの乳くりあいの会話や、
会社の人が知ったら
『お前はもう少しまともだと思っていたけど、オレの見立てが間違っていた』
という、社会人として資格を喪失するような見方をされる行動です
本来であれば、会社の部下にコンプライアンスや社会常識を見せる立場のはず
です
仮に部下が夫の不倫を知れば
『課長もとんでもない男だよな』
『○○さんキモい、あり得ない』
『奥さん知っているのかしら』
と白い目で見られるのです
もちろん、本人は会社の人間には知られていないと自分に言い聞かせますし、
周りも知っている事を絶対に悟られないように振る舞うので、多くのケースで
夫は裸の王様状態です
その夫の姿を想像してもらい、妻としてすべき事が社会的にある事に気付いて
もらうのがカウンセリングなのです
『私は周りへの影響は全然考えていませんでした』
という言葉が出た時こそ、相談者が夫の不倫を自分と夫の二人の問題ではない
と理解した時なのです
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