不倫夫にすがる妻の前に世の中に身を置く一人として毅然と戦う

自分は社会の一員

公開日 2017年8月5日 最終更新日 2021年3月4日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の中には
夫の不倫に対して、ただ謝るというか自分を下げてでも夫の機嫌取りをする事
しかできないという状態の方も少なからずいます

『とにかく夫の許しをもらうしかない』
『夫を怒らせてしまった、本当に謝って機嫌をおさめるかない』
『夫はもう私に愛想を尽かしている、やばい』

という思いで、夫の顔色をうかがう人生を自ら選択してしまうのです
その思考では、自分の意思で行動する事はなく、夫の動きや言葉に右往左往
されて生きているのです

『お前はいちいちオレにかまうなよ』
『オレはお前とは何も話したくない』
『オレたちはとっくの昔に終わっている』

という夫の言葉に、どうしも自分を曲げてしまうのです

と言いますか、自分を夫の下や中に入れて安心を得ようとするのです

その夫がしっかりとしている状態であれば何ら問題はありませんが、今の夫は
不倫脳の真っ只中です

その夫には何を言っても自分の都合の悪い事は受付ませんし、何よりもブス女
が陰で悪事を支えていますので、自分がおかしな事を言っても平気で否定する
のです

つまり、知らないうちに2対1の数的不利の状態を作られているのです
そのハンディを克服するには世の中を味方にするという事です
しかし、相談者にとって自分の味方は夫ですから、急にその夫を敵対視するのは
難しいのです

その状況をカウンセリングで矯正するのです
自分1人では夫の軍門に下るだけの人生です
それはすなわちブス女の下に入るようなものですから、それをよしとする妻が
いるわけはないのです

また、夫とブス女の不倫に多くの人が迷惑を被っている事を知ってもらうと妻で
ある自分が犯人の言いなりになっている事が、人様の迷惑を放置している
それはあり得ないという倫理観が出てくるのです

私のブログを読んでいる人に、正義感がない人はいません
必ず自分の中で眠っているパワーを呼び起こす本能があるわけですそれを後押し
してあげる環境がないだけです

夫は今は自分にとって味方でも何でもない、ブス女の子分でしかないのです
つまり、自分や子供にとって敵でしかないのです
ブス女を大将にしてそれを守る子分という敵なのです

そのバカな夫をバカで間抜けで恥ずかしくて情けないと堂々とこき下ろす自分に
なってもらうためのカウンセリングです
不倫している夫にすがる妻の前に世の中の一員であるという意識を持たなければ、
それこそ自分の今までの生き方を否定してしまう事になるのですから


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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。