夫の不倫に探偵弁護士に行く前に木村泰之から何をすべきかを聞く

木村泰之のカウンセリング

公開日 2017年9月4日 最終更新日 2021年1月27日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の不倫が発覚すると
多くの相談者がネットサーフィンの日々で、とにかくいろいろな情報を手当たり次第
探します

その探す先は探偵だったり、弁護士、カウンセラーのみならず占い師、ヒーリングや
心療内科など、とにかく防衛本能から様々な情報を見に行きます

『私のような人はどうすればいいのか』
『こんな人はいないよな、何もわからない』

と、まさに霧の山中を方角もわからずさ迷うような感覚です
その中で人によっては

『まずは証拠を押さえよう、それが先』

と考えて探偵行く人もいれば、

『離婚に備えて法律的に話を聞こう』

と、弁護士に行く人もいれば

『自分運勢が悪いかも』

と、占い師やヒーリンに行く人もいれば

『体がおかしい、頭がおかしい』

と、心療内科に行く人もいます

もちろん、カウンセラーに行く人もいるわけですが、ここで大事な事があるのです

それは

‘何をしていいのかわからない時に一つの事に片寄らない’

という事です

言い方を変えると、何も決まっていないうちは全体的な流れを教えてくれる専門家を
選ぶという事です
証拠を掴むとか、離婚を考えるとか、運勢を気にするとか、過剰に気持ちの不安を気に
する前に

『私のような人はまず何をすべきか教えてもらおう』

という全体感を掴む意識です

その広い視野で起こっている事を把握した中で、次に細かく証拠や法律や運勢などが

本当に必要なのかを考えるのです
それを考えないで、とにかく思いついた事に飛びついてしまう方がかなり多いのが
実態なのです

探偵に何百万円も払った後とか、弁護士に委任した後に相性が合わないという事で
私のところに来られるのです

それは全容の把握とか今後の作戦が先なのに、枝葉末節の行動に出ているからです
とにかく、起こっている事を冷静に分析してから、すべき行動を考えていくのです

証拠や法律についても、私は必要な探偵や弁護士を、必要な時に必要な人を紹介して
いるのもそのためです
とにかく、相談者が焦ってはいけないのです

まずは、夫の不倫というものを狭い目、狭い思考で捉えているという自分を理解して
もらうためにも、カウンセリングを勧めるのです
それを聞いた私の相談者は

『焦って探偵に飛びつかなくて良かった』
『最初から弁護士に行くと離婚を勧められてしまうんだ』

という実態を知り、自分のすべき事を明確に理解して行動に移すのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。