(本日上記動画を更新しました)
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者に最初の頃は
アドバイスが伝わらないという事が少なくありません
『この状況でも夫の言う事に振り回されてしまいます』
『夫には何をしても嫌がられるのがわかります』
『夫に逆ギレされたらどうすればいいのかわからない』
という発想があるのです
その思考はまるで自分が悪者で夫に怒られる対象にしかなっていません
それで夫の不倫をどうにかしたいと思っている事が、どれだけ矛盾している事か
をわかっていないのです
そして、時間がムダに経過しているのです
夫は確かに妻には
『お前がもっと優しくしていれば、今さら言っても遅いけど』
『お前には愛想が尽きた、早く別れてくれ』
『お前の言っている事にはもう何も思わない』
という言葉で責め立てますが、結局は不倫を正当化するためだけです
その夫にどういう態度を出すべきなのか
それは
‘親にも子供に言える言動’
です
現実は夫を擁護するのは自分しかいないわけで、親や子供は
『そんなのおかしい』
『不倫するなんておかしい』
『許せない、絶対に許せない』
と言うのが普通です
そこにあるのは、下手な感情で流されてはいけない、倫理観や正義感からくる
怒りです
その怒りを出せない妻に
『ご両親やお子さんの気持ちを考えていますか』
『夫のアホさにあなたが一番の被害者という意識がいるのですよ』
という思いを持ってもらうのです
それがなければ自分を育ててくれた親や、自分を見て育つ子供に説明がつかない
わけです
そこには夫への思いと肉親への申し訳なさの葛藤があるわけですが、最後には
‘人として許せるのか’
という思いしかありません
その自分の中では決心付かない所をカウンセリングで背中を押すのです
『勝手な事をしている夫とブス女を放置している自分ではいけない』
という奮い立たせる自分を作ってもらうのです
世の中を味方にするのもさること事ながら、親や子供にどう見られる自分でいなければ
いけないのかを信念を持つのです
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