夫婦は【夫と一体化】しない【自分だけの感性や生き方】を努めて意識する

自分の感性を磨く

公開日 2017年9月30日 最終更新日 2021年5月11日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者には何かにつけ
自分を責めてしまうという習性が身に付いている事をカウンセリングの中で発見する
わけです

 

  • 『私がもう少し夫を大事にしていれば・・・』
  • 『子供にばかり目が行ってしまって関心が薄れていました・・・』
  • 『もう夜もご無沙汰で、とにかく夫は同居人という感じでした』

 

というような反省の言葉が出てきます

 

不倫夫が浴びせる冷たい言葉に心当たりがあると思って弱る

 

 


この言葉は

 

  • 『お前がオレに関心が無かっただろう』
  • 『オレがどんな思いをしていたかわからないだろう』
  • 『オレを放置していいただろうが』

 

という夫の冷たい態度から出てくるのです


確かに自分でもそう言われてしまうと、心当たりがないわけではないので、

 

『そう思っていたのね、全然気付かなくてごめんね』

 

という思いが出ます

 


しかし、その夫に対してただ自分の事を自動的に責めるという考えは捨てるべきです

 

夫婦は常にバランスを取りながら進める関係だから自分を責めてはいけない

 

 

なぜなら夫婦は一方的にどちらかが強いという事はなく、常にバランスを取りながら
進めている関係です

 

子育てで忙しくて夫に関心が薄れるのも、子供に関心を寄せれば当然です

 

夫との夜の生活が無くても、出産での体質の変化やや育児での疲れがあれば無理も
ないのです

 

夫は外で仕事して、家事は子供がいてもいなくても妻が全てやるという分担ではなく、
家族が増えれば増えたなりの分担の変化も必要です

 

また、歳を重ねれば夫婦の愛情表現や距離の取り方も変化するのも当然です

 

夫が突然おかしくなる原因の隠されている事実を暴く

 

 

夫がそういう理屈をわからないはずないわけですが、突然そういう事を言って切れる
のは明らかにおかしいのです

 

一方的にお前が悪いという夫に

 

‘隠されている事実‘

 

を暴く事が大事なのです

 

  • 『こんなに急におかしな事を言うんだから、女ができたはず』
  • 『今まで言った事がないのにとってつけたように言うから、絶対に隠し事がある』

 

位の自分の女のカンを鋭く持つのです

 


それを磨くのがカウンセリングであり、ただ夫に謝るだけの妻では一人バカを見るだけ

話にならないと気付いてもらうのです

 

夫婦の中でも自分一人の感性や生き方を持ち続ける

 

 

そこには多くの事を自動的に進むように勘違いしている自分がいます

 

夫婦はとにかく仲良くとか気を遣うだけではなく、どこかで自分一人の感性や生き方
持ち続ける部分が必要です

 

夫婦をとにかく夫とのセットだけで考えているのではなく、共有する部分とそうではない
部分を共存させる意識です

 

夫も結局は

 

‘妻の知らない自分だけの世界‘

 

を不倫といういびつなブス女との関係で持っている事実があるのです

 

不倫は自分ではなく同居人の夫のやっている事という感覚

 

 

そこにいつまでもショックを受けていても始まらないのです

 

夫の不倫は夫婦の作り方を変える転機という前向きな思考にしていくのがカウンセリング
大きな意味でもあるのです

 


不倫は自分がやっているわけではなく

 

‘同居人の夫‘

 

のしている事、という感覚で妻として対峙すべき姿勢を作るのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。