公開日 2017年10月16日 最終更新日 2021年12月12日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、カウンセリングをする
中で多くの事を相談者にお話ししていますが、どうしても言わなければいけない事が
あるわけです
目次
妻はどうしても自分の生き方に疑念を抱いてしまう
夫に
- 『お前の顔はもう見たくない』
- 『オレに話しかけるな、話したくない』
- 『一緒にいるだけで気がめいる』
と理不尽は事を言われている中で、相談者である妻はどうしても自分の生き方に疑念
を抱いてしまうわけです
- 『私は夫にとってダメな奥さん』
- 『私は夫に嫌われたら生きている意味はない』
- 『夫がダメと言ったら私はもうどうしていいかわからない』
という心理になるわけです
人生が夫に承認をもらう立場になっている
しかし、それは自分の人生が夫に承認をもらう立場になっている事を意味します
その心理に対して私が伝えるのは
- 『夫の熱烈信者になっているのですよ』
- 『夫が教祖の新興宗教に入っているのですよ』
と、入籍を通り超して
`入信`
になっている事を説明します
つまり、独身の頃は自分の判断力があった自分の思考が、いざ結婚してからはすっかり
夫に任せきっているのです
自分は夫と一体化する事を何の疑問もなく進めていた
その状態はまさに、自分は夫と一体化する事を何の疑問もなく進めていたわけです
しかも、その自分は時間の経過と共に夫が暴走しても止める術を失っている事に気付かない
ので、とにかく黒いものを白いと言う夫にただ黙っているだけしかないわけです
そこをカウンセリングでしっかりと夫の洗脳から脱却してもらうのです
『あなたには大事なご両親がいますよ、ご両親が夫の不倫をどう思っていると
想像しますか』
『お子さんが父親の不倫だけでなく、母親が正せない姿に苦しんでいますよ』
と、教祖の夫にしか頭がない相談者に周りの登場人物を増やしていくのです
世の中の見方が入るようになるると夫の信仰が弱くなる
すると、相談者にも少しずつ世の中の見方が入るようになり、夫の信仰が弱くなって
いきます
カウンセリングでは相談者がどういう思考になっているのかを、宗教に例えるとよく
理解できるのです
なぜなら、人間は頭の中で作り上げた思考で同じモノや同じ事でも全然違うように
捉えてしまうからです
要は
`脳が自分をだます`
のです
自分にだまされている思い込んでいる
そこに相談者の落とし穴があるという事を、カウンセリングで何度も説明します
もちろんすぐにはわからなくても、徐々に自分にだまされている、思い込んでいる
感覚を持つのです
その状態を私は毎日相談者にお話しする使命がある
相談者が自分にだまされている間にも多くの人が心配し苦しんでいる
なぜなら、相談者が自分にだまされている間にも、周りの多くの人が心配し苦しんで
いるのです
まさに周りからは
『あの人は、あのアホな男に洗脳されている』
と思われているのです
そこに気付いてもらう事が、夫の不倫に対して相談者がすべき初動なのです
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