不倫脳夫をいつまでも恋人のイメージのままの妻ではブス女に負ける

不倫夫は恋人の時と違う

公開日 2017年10月28日 最終更新日 2021年12月12日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私がカウンセリングで
アドバイスを送る時に、常に意識している事があります

 

私にこんな事が起こるなんて少しも考えていませんでした

 

 

そもそも相談者は夫の不倫は世の中の他人の話であって、決して自分に降りかかる事
とはこれっぽちも考えていません

 

  • 『私にこんな事が起こるなんて少しも考えていませんでした』
  • 『まさかうちの夫がこんな事をするなんて』
  • 『ウソでしょう、あり得ないと思いました』

 

というのが偽らざる心境です

 

 

その中では夫裏切られたという前に、何も考えられないという状態になるわけです

 

自分が決めた基準が強く意識にある

 

 

それもこれも

 

`自分が決めた基準`

 

が強く意識にあるからです

 

もちろん誰でも自分の夫が浮気するなんて考えてはいません

 

考えているとすれば、以前に同じような前科があるからです

 

しかし、殆どの妻は初めての事ですから考えつくはずもないわけです

 

自分がイメージしている夫像がいつのものなのか

 

 

その中で、自分がイメージしている夫像がいつのものなのか

 

もしかすると、結婚当初の夫かもしれませんし、さらに遡って何十年前の恋人
の時
の夫かもしれません

 

そういう意味では目の前にいる夫は、

 

`過去の夫`

 

なのです

 

そこに大きなポイントがあります

 

現実を優先させなければ苦しむのは自分でしかない

 

 

夫とブス女がやっている事は現実の悪事ですが、相談者にとってはその現実の方
ウソにしたい事になっています

 

それもこれも夫の事を品行方正で、真っ直ぐに生きている時のイメージで捉えて
いるからです

 

しかし、その現実を優先させなければ苦しむのは自分でしかないのです

 

その

 

‘現実を捉える事から逃げない‘

 

という事をカウンセリングで常にお話しします

 

夫はブス女から吹き込まれた事を話す

 

 

相談者は、やもすると犯人である夫の言葉を信じています

 

  • 『お前はオレに優しくなかっただろう』
  • 『お前にはオレを何も理解できていない』
  • 『オレがどれだけ苦しんでいたのか知らない』

 

という、妻が何もわかっていないという言葉です

 

その夫は、ブス女から吹き込まれた事を話すのです

 

  • 『奥さんはあなたの事を何もわかっていない』
  • 『奥さんには理解できないのよ』
  • 『あなたの苦しみは私が一番わかっている』

 

 

というブス女が迫真の演技で、アホな夫に言っているのです

 

何十年前の夫のイメージでいてはいけない

 

という事は、妻はブス女の意図的な言葉に踊らされているのです

 

その連鎖は現実を捉えている意識が無ければわからないのです

 

相談者が夫の事を何年、何十年前の恋人のイメージでいてはいけない

 

現在進行形の、股の緩いブス女に狂っているぼんくらな夫が全てという自分に変えるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。