夫の不倫を抗えない自然災害から人為的災害に自分の見方を変える

不倫は人為的災害

公開日 2017年11月20日 最終更新日 2021年2月17日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、何をどう考えても
よく言っても夫の不倫は人から非難される事です
それを相談者である妻もわかっているのです

しかし、その反社会的行為を非難を行動にするわけではなく、どこかで自然災害
のような感覚です

『一刻も早く鎮火させてほしい』
『復旧にはどれ位時間がかかるのか』
『誰かこの災害の非難エリアを教えて』

というような感覚で私に質問されるのです
夫の不倫はもちろん災害ではありません、人災ですからその原因は夫とブス女と
いう人間にあります

しかし、自然災害のように捉えている相談者がその原因追求はせずに、今の現状
をどうすれば立て直せるのかとばかり考えても状況は変わらないのです
まずは夫の不倫を人災ではなく自然災害にしている自分をやめる事が先決です

人災であれば人間に償いを求める思考になるわけですが、自然災害と考えている
自分は何もできない、後始末をするしかない、相談する先はないというように、

‘ないないづくし‘

の自分を勝手に作るのです

その何もできないと勘違いするのは不倫を突然の自然災害にしているからです
不倫はずっと前から水面下で続いているバカ二人の人為的な災害でしかないの
です
その差に自分が何もできないと思い込んでいる自分を捨てる根拠があるのです

私の相談者が、夫の不倫を自然災害から人災に認定を変えた時に人生の大きな
転機を迎えるのです

『私はこの人災に償ってもらうべき人に償わせる』

という決意が出てくるのです
その決意は、決して自然災害では考えつかなかった、ただただその災害が終わる
のを待っていた自分とは180°真逆なのです

夫の不倫をどう捉えるかで、全く別の事象になる事をカウンセリングで説明し、
相談者が動けない自分を作っている実態にメスを入れるのです

夫とブス女という明確な原因が存在する事を頭に叩き込んでもらう事で、相談者
の人生が大きく変わるのです

『私は自分で自分の人生を台無しにするところでした』
『自分の事なのに、夫とブス女に騙されるところでした』

というように、夫の不倫をただ通りすぎるのを待っているような自分をやめる
のです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。