夫の不倫に【ダメなものはダメ】という人生観を取り戻す自分を作る

ダメなものはダメ

公開日 2017年11月27日 最終更新日 2021年5月10日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫とは自分が一生一緒に
添い遂げようと思って結婚しているわけですが、不倫が発覚するとその思いも揺らぐ
自分がいます

 

その中では、夫婦という関係に大きな迷いが生じるからです

 

 

不倫の発覚で夫と距離を取る自分もでてくる

 

 

  • 『私はこの人とこれからやっていけるのだろうか』
  • 『この人との結婚は失敗だったのかも』
  • 『何でこの人を選んだんだろう』
  • 『この人って一体どういう人なの』

 

という思いです

 

それは自分では気がつかないうちに、夫という表現からこの人という距離をおいた
三人称になっているのです


それは夫婦という絶対的関係が、そうではなかったという思いが出ているからです

 

その思いが夫婦をどうするべきかという迷いを生むわけです

 

夫婦には困難はつきもの

 

 

しかし、ここでよく考えなければいけないのは

 

`夫婦には様々な困難はつきもの`

 

という事です

 

そこには大きな迷いを打ち消すための決意が必要という事を意味します

 


夫婦は二人で手を取り合って生きていければ一番いいですが、現実はそうはいかない

夫婦が殆どです

 

何かしらの困難やトラブルはいくらでも出てきます

 

夫は協力者ではなく不倫という敵対する存在にもなりうる

 

 

その時に、夫が必ずしも協力者になっているとは限りません

 

むしろ、敵対する位置にいる事の方が多いわけです

 

それを不倫という形で経験しているわけです


その苦しい状況の中で、夫婦をやめるのは自分の勝手で構いません

 

誰も止める事はありませんし、離婚したからと言って死ぬわけではありません

 

しかし、その前にすべきとややらなければいけない事があるわけです

 

妻には夫の不倫にダメなものはダメという姿勢がいる

 

 

少なからずの人に迷惑や心配をかけている夫とブス女に、一番の被害者である妻が
何もしない事はあり得ないわけです

 

そこには、多くの人の気持ちも含めて

 

『ダメなものはダメだよね、おかしい事をやっている償いはきっちりやってもらう』

 

という行動がこれからの人生に必要なのです

 

離婚とか夫婦をやめる事は不倫の対処の後でいい

 

 

それもやらずに夫婦をどうしようかとばかり考えているのであれば、結局は悪人の
愚行には何もせずに一人悶々とするのです

 

そこには自分の中で夫婦を固定化している自分をやめる転機なのです

 

その中で多くの発見をするのです

 

自分の人生観や価値観を変える事で、離婚とか夫婦をやめる事はもっと後でいいと
思えるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。