真面目な夫だからこそ〔不倫発覚のリスク〕にビビり逃げ回るのは当然

逃げ回るチキンが不倫夫の正体

公開日 2018年1月7日 最終更新日 2021年10月31日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の不倫は相談者に
とって青天の霹靂であり、寝耳に水の事態です

 

それは当然の事であり、対処がわからない、知らない事が起こっているとしか思え
ないわけです

 

夫も自分がしでかした事が自分で信じられない

 

 

そして、当の夫はどうかと言いますと実は夫も自分がしでかした事ですが、

 

‘自分で自分が信じられない‘

 

という心理なのです

 

それはなぜかと言えば、夫は妻の見立て通り真面目で、仕事熱心で、頑張り屋で
家族思い
の面を持っています

 

夫がブス女との出会いで一時的に頭が無法地帯に入る

 

 

夫自身人様に後ろ指をさされる事なんて絶対にしない、してはいけないと思って
生きて
います

 

その夫が、様々なリスクの高い不倫を自ら積極的に行っているというのは考えにくい

 

なぜ起こるかと言えば、夫がブス女との出会いで一時的に頭が無法地帯に入る
のです

 

自分とブス女の秘め事にすればリスクはないという勝手な理屈

 

 

無法地帯をバーチャルの世界で作っているという事は、

 

  • 『不倫しても見つからなければいい』
  • 『黙っていればばれない』
  • 『俺がうまく隠せばいい事』

 

 

という、自分とブス女の中の秘め事にすれば、リスクはないという勝手な理屈を
作って
しまうのです

 

何でもそうですが、起こってはいけない事は世の中には数多くあります

 

戦争も汚職も詐欺も起こってはいけない事が起こる

 

 

戦争だだって汚職だって、詐欺だって何でも起こってはいけない事です

 

しかし、そこに

 

‘〇〇の命を守るため‘

 

というよう大義名分を作ったり、わからなくしたり隠す事によって起こってはいけない
事が
実際には起こっているわけです

 

そのうちの一つが、自分の欲望に負けた夫の不倫です

 

妻に知れたらどうなるか考えただけで怖い

 

 

そこには、多くのリスクがあるのはわかっています

 

  • 『これが会社にばれたらやばいな』
  • 『妻に知れたらどうなるか考えただけで怖い』
  • 『どうしよう、俺がこんな事するなんて』

 

というビビる自分で過ごしているのです

 

そこには、まさか自分がという思いが一番あると同時に、絶対に隠さなければいけない
いう逃亡者の心理になるのです

 

そこには多くの夫の今までの生き方とは全然違う、思考や行動が入ってくるのです

 

家族思いの夫でもリスクを負う状況になれば自分が一番かわいい

 

 

妻にも冷たくするのも当然ですし、挙動不審な動きをするのもよくある事です

 

真面目で、仕事熱心で、家族思いの夫でも自分に負けてリスクを負う状況になれば

 

‘自分が一番かわいい‘

 

のです

 

夫婦にまさかはこれからの人生には不要な言葉

 

 

それは何ら不思議な行動ではない

 

それ位、夫を善人で真っすぐで強いと思っていた自分が変わらなければいけない
という
転機です

 

夫婦にまさかは、これからの人生には不要な言葉なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。