公開日 2018年1月8日 最終更新日 2021年1月27日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私の相談者の中では
弁護士に相談している方も少なくありません
その目的はあくまでも
`夫婦を修復させたい`
という一心です
『弁護士に聞けば二人が別れる方法を教えてくれるはず』
『弁護士に法律的に不倫をやめさせられないか聞こう』
『もし離婚を言われてもそうならないようにできないか』
など、夫婦についての専門家であるかのようなイメージで相談に行きます
すると弁護士はそれらの質問を聞いた後に
『離婚は考えていませんか』
『修復したいという事ですが難しいですよ』
『諦めた方がいいと思いますが』
という反応が殆どです
なぜか
そもそも弁護士というのは法律の専門家であって、夫婦をどうにかするアドバイスを
する人ではないのです
その弁護士の頭の中には
`離婚してくれた方が楽だし報酬も多くなる`
という事を真っ先に考えているのです
弁護士の頭には
『夫と女が別れるかどうかは俺の知った事ではない、法律ではどうしようもない』
『何とかしてあげたいけど、俺の領域ではない』
というのが本音です
言うなれば夫婦が体育とか音楽の科目なのに、法律の勉強をしている人間に何とか
してもらおうとしているのです
そういう事を弁護士に相談に行った後の相談者にお話しすると
『本当にそうでした、今の自分が相談する相手を間違っていました』
『弁護士なら解決してくれると全然勘違いしていました』
という言葉が出るのです
また、弁護士を通してブス女に内容証明を送ったところで正直何も変わらないのです
なぜなら、ブス女はチキンに言って一緒に自分たちも弁護士を雇いますから、相談者
だけ法律家がつく事はなく、アドバンテージは殆どないのです
また、ブス女につくような弁護士はろくでもない弁護士ですからウソでもでっち上げ
でも反論してきます
そこに、相談者が雇ったまともな弁護士はその非常識さに対して正直対応能力は乏しい
わけです
そこにも気付いていない相談者が殆どで、その説明をしますと
『弁護士を立てればビビると思っていましたけど、全然効かないんですね』
という事に気が付きます
もちろん、弁護士を雇ってブス女に慰謝料請求等をするのは意味がないわけではない
自分がもう面倒で何もしたくないという方は、任せる事は悪い事ではないのです
しかし、そこに弁護士ができる事をわかっていないまま依頼してはいけない
弁護士はあくまでも法律に照らし合わせて、その受けた苦痛をお金にする事を仕事に
しているのです
決して夫婦の事を理解して、アドバイスを送る事に日ごろ時間を費やして過ごしている
専門家ではないのです
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