不倫に行動するリスクを恐れる前に結婚がリスクとわかっているか

結婚そのものがリスク

公開日 2018年1月13日 最終更新日 2021年2月25日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の心理はとにかく
夫の不倫をどうしたらやめさせられるかという事に集中しています
それを求めてネットサーフィンや弁護士や探偵やカウンセラー、占い師などに行って
とにかく自分の探し物を見つけに行こうとします

しかし、その答えをくれる人はいないわけです

『夫の不倫をやめさせたいのですが、どうすればいいでしょうか』

と愛され妻カウンセラーに聞けば

『あなたの愛情をもっと出さなきゃダメ』
『ご主人はあなたに愛想を尽かしているのよ』

という方法論というか日頃の態度を言われ、半信半疑でやっても結果全然状況は良く
ならないわけです

それどころか、日に日にひどくなっているのです
また弁護士に聞いても

『ご主人と相手の女を別れさせる法律はありません』

と言いますし、占い師に聞いても

『来年まで何もしてはいけない』

とでも言われて、何もしない事を勧められるのです

そのいろいろと聞く相手を変えても自分の望むものが手に入らないという思いだけ

が募るのです
しかし、それは当然なわけです

この日本には夫とブス女の不倫をやめさせる事ができる法律はありませんし、それを
実現できる方程式を持っている人間も皆無です
では、どうすればいいのか

それは、夫とブス女の不倫をやめさせる方法を探す事に力を注がないという事です
それをやり出すと、結局は自分は

『どうか教えて下さい』
『その通りにやります』

と、自分は言いなりなって、自分の夫であるにも拘らず、全然他人から言われた事を
習い事のように試すだけなのです

自分の夫に対して、自分で考えないで他の人に言われた事をやるなんて、そんなバカな

話はないのです
つまり、夫とブス女はいいオッサンとオバハンですから、その大人をどうにかする事
考えてはいけないのです


それよりも、自分ができる事に集中するのです

それこそが

‘自分のプライドを爆発させる‘

という事に他ならないのです

他人の不倫であれば

『奥さんがかわいそうだし旦那はひどい、絶対に許しちゃダメ』
『相手の女を徹底的にやっつけて欲しい』

と思うはずです

それが自然な感情です

しかし、それが自分の夫であれば何だか弱腰になっているわけです
そこに大きな問題があります

夫とブス女に対して道徳観や倫理観に照らし合わせれば、すべき事は

‘ダメなものはダメ‘

という行動です

それは、不倫をやめるかどうかという結果論とは違って、社会に身を置く一人として

その愚行を放置しないという思いでから来るのです

ブス女に対して謝罪もさせる、慰謝料も払わせる、もう会わないと約束させるという
事を自分でやるのです
夫にも無責任極まりない行動に、妻として毅然と戦うのです

その先に不倫をやめるのかやめないのかは神のみぞ知るです
それを最初から期待したり、目的にしている人は結局リスクを恐れて何も行動できず
そのままになってしまうのです

そう考えれば、バカな夫と結婚した事が一番のリスクなのですが、そこに気付かない
というか、そこは間違っていなかったと思い込みたい自分がいます
しかし、そもそも結婚も自分が行動を起こした事です

夫の不倫も状況を打開するのは、今まで培ってきた考えで行動する事だけなのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。