不倫夫にすがる妻の夫婦の構図から【等身大の両者】を見る基準を持つ

等身大の夫婦

公開日 2018年1月27日 最終更新日 2021年10月31日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、多くのカウンセリングを
重ねていく中で、相談者は自分でも意識があるかないかに関わらず変化が起こります

 

それは、どういう変化か

 

私からすれば、相談者がそもそもしっかりと生きてきたわけです

 

しかし、しばし夫婦の関係の中で緩んだり、錆びたりして自分ができる事が減っている
のです

自分を磨き直してできる事ができるようになる

 

 

その自分を、磨き直してできる事ができるようになるのです

 

そういう意味では、相談者の変化は不思議でもなんでもなく、

 

‘元々の実力を出している状態‘

 

に戻っているのです


その状態を作るには、自分を下方評価している相談者にはしっかりと適正な評価を

してもらう事が大事です

 

夫を過大評価している事実に気付く

 

 

それと同時に、夫を過大評価している事実にも気付いてもらう事も必須です

 

  • 『夫は強くて何も言えません』
  • 『旦那は一度言い出したら聞かないです』
  • 『私の事を全然下に見ています』

 

というイメージを持っているわけです


しかし、私からすると真逆です

 

不倫は陰に隠れるブス女がいる2対1のハンディ

 

 

夫より強いのが相談者であって、今の状態は陰に隠れるブス女がいるので2対1の
ハンディがあるのです

 

それを相談者が相対的に弱くなっている事と併せて、どうしても夫の事を強いと
勘違いしていしまうのです

 

その証拠に、相談者がしっかりと行動を出せるようになると夫への評価というか
イメージは急落します

 

  • 『こんなに弱いとは思いませんでした』
  • 『これだけ情けない男は知りませんでした』
  • 『本当にアホだと思いました、バカですね』

 

という声が出てきます

 


それを言う人は一人や二人ではなく、私の相談者の殆どが言います

 

自分の中でできる事をやっていなかったという感覚

 

 

夫のチキンぶりもさることながら、自分が勝手に弱っている事も大きな原因です

 

そこから、自分の中でできる事をやっていなかったという感覚が戻るのです

 

夫を大きく見て自分を小さく見ていたという実態に、全ての原因があります

 

自分と夫の等身大の姿を見る目を持つ事が先

 

 


夫の不倫というだけではなく、今後の夫婦に大事な感覚を取り戻している自分を

実感します

 

私の相談者にとって、夫の不倫をどう考えるかは夫と自分をどう適正に見るかと
いう事が全てなのです

 


不倫というそのモノに頭が行きがちな所を、その前に自分と夫の等身大の姿を見る

目を持つ事が先なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。