夫の不倫の対処は〔数学や化学の法則〕ではなく【体育音楽の実技】が必要

カウンセリングは体育実技

公開日 2018年3月1日 最終更新日 2021年5月8日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、多くの相談者との会話
では
どうしても私の言う事がすぐには噛み砕けないという場面もあります

 

しかし、相談者も自分なりにいろいろ考えて行動すると後々

 

『あの時に言われた事が今わかります』

 

という言葉が出てきます

 

カウンセリングのアドバイスは後からわかってくる

 

 

中には数年後にそういう言葉が出る方もいるのです

 

それは私からすれば当然の事で、

 

`わからない事はわからない`

 

わけです

 

それは若い頃に学校で習っている感覚と似ています

 

言われた事がすぐにわかるわけではなく、後になってわかったという事も経験している
事も
多いはずです

 

夫婦の関係は歴史数学化学ではなく体育や音楽の体を使う科目

 

 

しかも、夫婦という関係にまつわる問題は、

 

‘歴史‘

 

などの暗記物の勉強ではなく、また

 

‘数学や化学‘

 

などの方程式や法則を学んで解くようなものでもないのです

 

例えるならば、

 

‘体育や音楽‘

 

などの体が覚えて

 

  • 『そうなんだ、手をこう使えばできるんだ』
  • 『頭の中ではできるけど、いざやってみるとできなかった事が練習してようやく
    できた』

 

というようなイメージです

 

それ位、頭ではなく体が覚えるまでに時間がかかる事です

 

なぜなら、夫の不倫が出るまで普通に暮らしているので支障がなければ、夫婦そのまま
の状態で関係を続きます

 

不倫は水面下でブス女がいるから体を張って夫婦を新しくゼロから作り直す

 

 

しかし、水面下では多くの理不尽を夫やブス女が働いています

 

そこに何かのはずみで不倫が表面化すると

 

『何でこんな事になるの』

 

と慌てますが、今までの表面的な普通の残像が強いので現実を受け入れられない

 

昔は演技できた、投げれた、走れた、弾けたという状態から、突然のケガでできなく
なっているようなものです

 

そこに

 

「いや、昔できていたんだからできないはずはない」

 

と、そのケガを処置しないままさらに無理をしているのです

 


そこに、

 

‘ケガの治療やリハビリ‘
‘練習方法の見直し‘

 

など、今までの健康だった時の自分は捨てて新しくゼロから作り直す必要があるのです

 

そういう意味で、夫の不倫の対処は体育や音楽などの実技のイメージなのです

 


そのいろいろな事を見直す意識を相談者自身が持つまでに時間がかかるのです

 

以前の普通だった夫婦を捨てて現実のすべき事からげない

 

 

しかし、自分で腹を決めて動こうと決意した相談者は、ケガの処置やリハビリ、練習方法
の見直しをするかのように、

 

‘以前の普通だった夫婦‘

 

を捨てて現実のすべき事から逃げないようにするのです

 

その時こそ

 

  • 『今は昔言われた事がよくわかります』
  • 『わからなかった自分が、なぜわからなかったのかもよくわかります』

 

と、全然別人のような自分を作るのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。