公開日 2018年3月3日 最終更新日 2024年2月26日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の中には夫側からの相談も
あるわけです
その相談を受けていると
『妻が急に離婚を切り出してきて、一週間前に実家に子供を連れて戻ってしまいました』
『妻の帰宅が遅なり、家事もあまりやらなくなって私の収入が少ない事を責め始めました』
『妻がパート仲間の飲み会が増えて、子育てをやらなくて家の中で子供がおかしくなって』
『妻が半年前に家を出て、いきなり離婚調停を起こされました』
と、今起こっている現象を話すケースが殆どです
その状況を専門家の私からするとほぼ
‘男がいる状況‘
です
しかし、相談者の心の中には
『もしかしたら男でもいるかも』
位の感覚です
これが妻からの相談であれば
『夫が不倫しています、いつも香水のにおいをつけて帰ってきます』
『夫が浮気していて、コッソリスマホを見たら知らない女からのラインでわかりました』
『夫は不倫を2か月前からしています、探偵を入れてわかりました』
という切り出し方になります
この男女の差は、違和感を確信にしているかどうかの差です
違和感を何らかの証拠とか持ち物を手にしてから相談に来る妻と、全然察知能力が低くて
とにかく隠されてしまう夫の違いです
そういう男女の差は
‘女性の防御本能の高さ‘
に尽きます
つまり、不倫をしているいないにかかわらず、妻の方が夫にわからないように行動を
起こしているのです
不倫している夫の証拠を気付かれないように探す妻、不倫しても夫に気付かれないよう
に隠す妻です
その中で、夫が被害者の場合には妻が相談者のケースよりも現実的な話をします
『こんなに子供さんを放置している妻には男がいても全然おかしくありません』
『このケースで言えば奥さんの行動は外に男がいて自分の行動を隠したくて実家に
戻っているのです』
というように、とにかく妻の浮気をそれほどガッツリ疑っていない相談者の男性には
キッパリと言うわけです
それ位の話をして
『やっぱりそうですよね、全然わからなかったです』
『そうかなとも思ったんですが、まさかと思って』
と、自分でも甘かった事を吐露します
しかし、そこから妻の不倫をしっかりと正す行動を起こすのは男の相談者はそれほど
時間がかからないのも事実です
一回自分の中で現実を頭に整理できれば、じっとはしていません
要は不倫している妻も、夫にバレルと離婚になってもおかしくないという危機感を
持つので必死に隠すために、体を離すのです
そのアホになっている妻を、被害使者の夫は最初はわからなくてもしっかりと現実を
捉えれば
‘まさか妻が‘
とは思わずに、
‘絶対にケジメをつける‘
という決意に変わるのです
その決意を出せる事をわかっているからこそ、カウンセリングでは現実をぶつけて
目を覚ましてもらうのです
目次
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