公開日 2011年12月29日 最終更新日 2021年1月14日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
夫婦のカウンセリングをしていますと、女性と男性の相談者で大きく違う事が
あります
女性の場合、こちらのアドバイスをまずやってみようという継続的な実行力が
あります
男性相談者ももちろんアドバイスを聞いて実行しますが、どこかで自分の考え
が前のように主体になって、元の木阿弥になる人がいます
男女では物事を
‘信じる力、信じ込む力‘
に差があるのです
確かにカウンセリングというのは、一対一での会話になりますので、どちらかと
いうと男は苦手ということもあります
女性の方が人の話を聞いたほうがためになるとか、助けてもらおうという外部の
意見を取り入れやすい
身近な例でいえば、占いをするのも、圧倒的に女性が多いでしょう
ただ、夫婦の問題の場合、かなりセンシティブな話について、アドバイスを必要
とするわけですから、男性もやってみようという意識は、他の問題より強いのは
確かです
しかしながら、毎日コツコツと夫婦関係を改善する作業は、元来男は苦手です
女性の場合、普段から問題の程度こそあれ人に相談する習慣があるので、いろいろ
言われて実行する事については受け入れやすい
男は夫婦問題というより、普段人に相談するのは慣れていないけどよくわからない
から、しっかり聞いてやってみようと、意を決した人が継続的に相談に来られる
傾向にあります
そうではない方は、少し聞くと、安心してしまい、状況が悪化すると又来る繰り返し
になります
私の経験からすると、女性の方が夫婦問題の解決能力は男より高い傾向にあります
人のアドバイスを
‘継続的‘
に、
‘柔軟性‘
を持って、実行に移せるからです
夫婦問題というのは、男が中途半端に動くと余計にややこしくなることがあります
女性がじっくりと少しずつ動かす方が、結果的には両者にとっていい方向に向く事
が多いのです
それくらい、夫婦問題はじっくりと取り組むべき問題なのです
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