公開日 2014年11月1日 最終更新日 2017年9月1日
夫婦カウンセラー木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接して
いますが、結局は自分たち夫婦の事で悩んでいる
はずですが、私から見るとどこか他人事のような
相談者もいます
もちろん、ご本人は真剣なわけですが、その真剣さの
前に自分の中の常識を疑う必要があります
‘私たち夫婦にこんな事が起こるなんて‘
‘夫の事が信じられなくなってしまった‘
一見、その通りですし、何ら不思議ではない思いです
しかし、その言葉の裏には、何か夫婦という基準があって
`そこから外れていない私たちだったのに`
という、ある種
‘自分で決めた普通‘
に所属している意識が強いのです
もちろん、その普通とは今まで暮らしてきて他の人と
比べても
‘だいたい世の中ルールや決まりはこんなものでしょう‘
という基準のはずです
しかし、 今起きているのはルールもへったくれもなく
倫理観から逸脱した事です
その中で普通を基準に考えても、頭を悩ますだけです
ルールも法律も、人間の行動のあとにできた基準です
絶対に守られるかどうかといえば、ノーです
極論すれば、法律やルールは努力目標に近いわけで、
人間、破る時は破るわけです
それを夫が破ったという事です
もちろんショックはわかりますが、いつまでもその
‘自分の普通‘
にとらわれていても仕方がありません
他人と比較しても意味がないのが夫婦なのです
‘うちの夫がルールを破ったのは事実、そこから私対処
する、それが今やるべき事‘
なのです
世間のルールや自分の普通からはみ出している現実に
‘誰の話でもない、私の事‘
と、強く思って行動を起こすのです
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