公開日 2014年11月26日 最終更新日 2017年9月2日
夫婦カウンセラー木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接して
いますが、自分の中で
‘もう離婚した方がいいのでは‘
‘離婚やむなし‘
と考える人も少なくありません
離婚を考えるのは、ある意味結婚を考えるのと同じで
‘自分がどうしたいかを決める‘
という事のはずです
しかし、結婚を決めるのと違って、離婚の場合は想像
以上に周りの人に聞いてしまいます
結婚であれば、ある程度もう自分気持ちを決めてから
親や友人には話しますが、離婚はあたかも
‘周りの人に決めてもらいたい‘
くらいの心境です
その追い詰められた心理はよくわかります
‘そもそも結婚が失敗だったのでは‘
と思うくらいですから、自分の見る目を自分で信じられなく
なるわけです
そうすると、離婚するかどうかさえも占いではありませんが
人に聞いてみなければ不安で仕方なくなるのです
この負のスパイラルは誰でも経験しますが、考えてみれば
自分で自分をジタバタさせる必要はないのです
何も悪い事をしているわけではない、むしろ自分は現状に対して
正当性を主張すべき立場なのです
離婚はあく までも自分の権利です
自分の状況、タイミング、気持ちで行使すればいいのです
勝手に自分の心の中に芽生えている
‘離婚しなければいけないのでは‘
という被害妄想を、
‘あなたが離婚するのはしたい時でいい‘
と、自分を肯定してあげるように言い聞かせるのです
夫婦は権利と義務の関係とわかれば、自分の進むべき
方向を人に委ねる自分はいないのです
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