公開日 2013年4月26日 最終更新日 2014年8月22日
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夫婦カウンセラーの木村泰之です
浮気した夫に悩む相談者と最初お会いする時、よく
思う事があります
多くの相談者は、カウンセリングは初めてもしくは
それほど慣れていないので、緊張されます
そして、今までの経緯をお伺いすると、どうしても
自分の努力が空回りしてしまう事を話されます
その努力は決して間違ってはいませんが、意識する
ポイントを変える必要があるという事です
それは、浮気して女に向いている気持ちを、どうにか
こちらに向けたいのを
夫の好みに合わせるという思考
から
夫が自分に合わせてくる思考
にする事です
前者には、あくまでも夫に主導権であり、自分では
いくら努力しても夫がウンと言うまで続けなければ
いけません
後者は、夫の好みなんて関係なく、自分に夫が関心を
寄せる状態です
それには、自分がワクワクしている事に取り組んでいる
イメージです
いて、「夫に浮気されて、ワクワクなんてできない」
と思うかもしれません
確かにそうでしょう
しかし、自分ができる事は涙を流す事でもなく、夫に
すがる事でも、気に入られようとする事でもない
むしろ、それをしているから夫は逃げるのです
苦しくても、自分が意欲的に取り組めるものをする
事なのです
そうでなければ、夫は振り向きませんし、関心を
持ちません
それくらい、自分の中で
‘夫との思考の距離‘
を取るのです
所詮、夫婦といっても性が違うわけです
きれいごとを言っても、夫は女の新鮮な性に関心が
あったわけです
妻という立場では、それを上回ることは難しいわけで
すから、それと違うものを持つことが大事です
そこには、夫をあえて介在させない世界を持たなければ
夫は気にならないし、魅力が生まれてこないのです
夫が妻に合わせてくるには、夫を視界に入れないでいい
ほどの孤独に強くなる事なのです
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