公開日 2013年5月2日 最終更新日 2014年8月22日
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夫婦カウンセラーの木村泰之です
浮気した夫に悩む相談者が、長年かけて一緒にいても
自分以外の女に関心が行っている事が一番理解できない
ことです
「そこまでして夫はどうしたいのでしょうか」
「夫婦の事をどう考えているのでしょうか」」
多くの相談者の本音です
確かにそうですし、何を言ってもその答えに納得する
人はいません
ただ、よくよく考えてみてみると、夫と妻の夫婦への
考え方は大きく違うのです
妻からみる結婚は安定の始まりで、夫から見る結婚は
責任の始まりです
そうなると、夫婦に対する見方が180度違うのです
「エッ、夫は結婚はしたくなかったという事?」
と思うかもしれませんが、そうではありません
夫からしても、結婚するという事は一人の男として
家庭を持つことは大きな喜びでもあります
しかし、伴侶をもらって寂しくない環境を得ると同時に
いろいろな事から逃れられない気持ちになる事も
事実です
そこにある日逃げたくなる気持ちが出て、浮気をする
可能性は高いのですが、もちろんそれを許せるわけでは
ありません
ここで大事なのは、夫婦への真剣さにはギャップがある
という事を知っておくという事です
自分の見る夫婦と、夫の見る夫婦はとらえ方が違うわけで
すから、
「夫が何を考えているかわからない」
と思い出すと際限がなくなってしまうのです
夫婦で一緒にやっていくためには、自分の
‘考え方‘、‘常識‘、‘普通‘
を夫とすり合わせるのではなく、夫用にもう一つ持つのです
もちろん、程度問題ではありますが、どちらか片方に
寄せるのは無理があるのです
夫のそういう部分を認める事で、単純に‘浮気‘という
違法行為を断固として許さない強い気持ちが出るのです
夫の人格を責めるのではなく、弱さと対峙するのです
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