浮気夫や義両親の〔辛らつな言葉〕に負けてしまう時に考えるべき事

辛らつな言葉に負ける

公開日 2015年12月26日 最終更新日 2021年6月7日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の浮気が出て何が一番
頭にあるかといえば

 

‘家族が夫婦がこれ以上壊れないようにしたい‘

 

という思いです

 

この思いは、女性に特に強くある防衛本能からです

 

今の生活は崩したくないと思うのは当然

 

 

とにかく、今の生活は崩したくないと思うのは当然ですし、誰しも好き好んで
どうなるか
わからない行動は起こしたくないのです

 

それは私の数多くの相談者も最初同じ思いで来られます

 

しかし、ではなぜ私の相談者は結果的にじっとしないで、女に直接会って謝罪させたり
夫の逆ギレにも屈せずに対峙したり、時には訴訟を起こしたり、別居にもめげない所か
笑顔でいれるのか

 

自分の納得は自分でしか作れない

 

 

それは

 

‘自分の納得は自分でしか作れない‘

 

と思っているからです

 

カウンセリングの当初は

 

  • 『私が下手に暴れると、夫は別居だ離婚だと騒ぎます』
  • 『暴れたらお前の事は本当に嫌になると言われているので、これ以上夫に嫌われ
    たくあ
    りません』

 

と言います

 

それなら、私のところに何を求めて来ているのかという事になります

 

夫や夫の親の言うことを聞いていては私は苦しいだけ

 

 

それは、

 

『夫や夫の親の言うことを聞いていては、私は苦しいだけ、何も納得できない』

 

と思っているからです

 

夫が別居したり、離婚をギャーギャー言うのは、北海道から沖縄まで定番の反応です

 

自分の夫が世界で一番頑固で言う事を聞かないと思っている

 

 

また、夫が妻に女と接触したら、自分が板ばさみになるから、恫喝しながら絶対に
女に接触させないように必死になるのも共通です

 

また、自分の夫が世界で一番頑固で、言う事を聞かないと思っているのも相談者の
共通項です

 

しかし、相談者同士で話をしていると、あれだけ大きく見えていた夫に

 

『うちの夫が世の中で一番あくどいと思っていたけど、いろいろな人の話を聞くと
夫はかなり小物という事がよくわかった』

 

という感覚が生まれます

 

自分が世の中で一番不幸と思っていた事さえ恥ずかしくなる

 

その感覚が出ると、相談者が強くなってきた証拠です

 

自分が世の中で一番不幸と思っていた事さえ、恥ずかしくなるのです

 

そして、新しい相談者の話を、かつての自分を見るように接するほど客観的になって
いくのです

 

女性は女性を見て強くなれる生き物

 

 

そして、納得を追っている相談者の姿に、

 

  • 『遅れを取ってはいけない』
  • 『何もしないで騒いでいる自分は恥ずかしい』

 

という、本当に自分を強く高めたいという信念が出てくるのです

 

‘女性は女性を見て強くなれる生き物‘

 

という事を私の相談者の関係が教えてくれるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。