公開日 2013年9月6日 最終更新日 2014年8月21日
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夫婦カウンセラーの木村泰之です
浮気した夫に悩む相談者が、自分の孤独感
や、やりきれなさをどうにかしようとする時
姑に話しをするケースは少なくありません
そういうときの妻の心境は、どこかに
‘あなたの息子はこういうことをしています‘
と言いたいのです
もちろん、そういう言い方はしませんし、そう
意識していない事もありますが、無意識のうち
に、被害者という立場で話しをしています
そこを姑は鋭く感じます
最初は、
‘え、まさかあの子が・・・‘
‘聞いて驚いたけど、本当にごめんなさいね‘
と言う反応をする姑もいます
しかし、被害者的にいってくる妻を見て
‘でも、あの子が浮気したのもあなたにも原因が
あるはずよ‘
となります
それは人間の感情として不思議ではない
そういう時に、相談者には
「もし、あなたに息子がいたとして、息子の嫁が
いってきたらわかるはずです」
と想像してもらいます
そうすると多くの相談者は
「そうですよね、やはり自分の息子を守りますよね」
と答えます
それくらい、嫁と姑という立場は、いつかは逆転する
事を想像して話す必要があるのです
嫁だった自分が姑になる、その時私はどう反応するか
それはまさしく、嫁の言い方一つで変わるはずです
‘おたくの息子が‘的に話せば、被害者として話す事
になり敵対関係を生みますが
‘私たち夫婦を見守ってください‘的に話せば当事者
として話す事になり、協力関係になる事も少なくない
のです
姑にとって、敵が嫁なのか、浮気相手の女になるのか
は、まさしく紙一重なのです
そこをしっかり、先回りした読みが必要なのです
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