浮気した夫に謝ると、‘オレと同じ‘弱いやつは見たくない‘と思うから腹を立てるのです

公開日 2013年9月23日 最終更新日 2014年8月21日

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夫婦カウンセラーの木村泰之です

浮気した夫に悩む相談者が、私に相談をいただく第一声

で多いのは

「木村先生のブログを見て、やってはいけないことを

殆どしてしまいました」

「夫に悪いところを直すと言って、謝りましたけど

余計にひどくなりました」

「他のカウンセラーの方に聞いて、夫が帰りやすい

家庭を作る努力をしましたが、何かおかしいと思って

いろいろ探してこちらに電話しました」

という類です

他のカウンセラーの方のアドバイスは、よく知りません

ので、そうなのかと思うくらいですが、一つだけ

思うことがあります

‘自分がこのままではダメと思えば、違う事をすべき‘

という事です

浮気している夫は決して、妻の努力を受け入れよう

とはしません

むしろ

‘何を今さら‘

‘謝られると、余計に腹が立つ‘

と思っています

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これは日本全国、いや多分世界共通の浮気している夫

の態度です

なぜそうなるかと言えば、

いきなり従順になる妻に、

‘弱さ‘

を感じるからです

夫はそもそも弱いのに、そこに弱い姿を出す妻を見ると

自分と同じ弱者を見て嫌になるのです

男の中には、強いものを求める習性があります

そこにズルイ女が、虚勢を張った強さを出して夫を

引っ張っているのです

浮気した夫に、謝る、従順にする、依存することは

基本的にしてはいけない

もしやるとすれば、証拠を掴むための演技ならいい

のです

夫の弱さの下を行く弱さを出す事に意味はない事に

気づかなければいけない

私の相談者も、当初の自分を思い出すと

‘あの時私は本当に弱かったです、何にもわからず

ただすがっていました、でも今は涙の一つも出ない

です‘

と言います

それくらい、自分が正常な判断ができていなかった

と思うのです

夫婦間で謝ることはそうそうないのです

ましてや、

‘生まれ変わるくらい頑張る‘

なんてありえないのです

それより、

‘もっと強くなれって事ね‘

と思考を変えるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。