夫の不倫で〔修復という実態のないモノ〕に翻弄されている事に気付く

実体のない修復を追っている自分をやめる

公開日 2016年5月19日 最終更新日 2021年5月29日

 


夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫とはどうしても
修復したい、できれば修復したいという表現でカウンセリングに来られます

 

  • 『今夫と離婚しても子供の事もあるのでできれば修復したいです」
  • 『夫とは絶対に離婚はしません、修復希望です』
  • 『修復できなければ、本当に困るります、何とかならないでしょうか』

 

と、どこか占いで自分の今後の運命を見てもらうような感覚に近いのです

 

修復という言葉に執着している自分がいる

 

 

その心理に陥るのは、修復という言葉に執着しているという事に誰も気が付いて
いないからです

 

そもそも、修復とは何か

 

その話は今までもブログでちょくちょく出していますし、 私も便宜上言葉自体は
使いますが、結局は

 

‘修復‘

 

という言葉だけがネットや書籍に出ていて、漠然と書いてあるので、相談者から
すると、

 

  • 『夫婦を元に戻す事』
  • 『二人でまたやり直す事』

 

という意味に刷り込まれているのです

 

過去に戻る事と夫を変える事を望んでいる

 

 

ここでいつもお話しするのは、修復という定義の落とし穴は

 

‘過去に戻る事と夫も必要な事‘

 

なのです

 

仲のいい頃の夫婦とは過去の事ですし、二人で同じ方向を向くというのは夫も
登場させる事が修復の定義になっているのです

 

現実的に考えて過去に戻るなんてできませんし、自分ではない夫の意思を勝手に
コントロールなんてできません

 

修復は二つも不可能が入っているのにただ懇願している

 

 

二つも不可能が入っているのに、それをただ世の中で使っているという事だけで

 

‘修復したい‘

 

と、何も考えないで懇願しているのです

 

私の相談者がカンセリングの初期の頃に話していた修復を、行動を起こして夫の
小ささを現実に確認すると、

 

  • 『修復と言っていた自分がバカみたい』
  • 『修復って言葉に踊らされていた』

 

という感覚になります

 

修復という言葉が自分の気持ちに全然フィットしない

 

 

かと言って、離婚するという人は殆どいません

 

むしろ、修復という言葉が自分の気持ちに全然フィットしないだけで、夫婦を自分
の気持ちで進めるのです

 

その修復という言葉を自らの行動で死語にしているわけです

 

先輩相談者が修復という言葉の曖昧さや漠然としている事を身を以て教えてくれる

 

 

相談者の交流で、新しい相談者が先輩相談者の心の移り変わりを聞くと

 

  • 『そうなんですね、何となくしかわかりませんが』
  • 『修復したいと思っていたのは私も同じ、だけどカンセリングで行動をして
    いくと
    私の言っている事がわかってくる』

 

という会話が聞こえてきます

 

先輩相談者が修復という言葉の曖昧さや漠然としている事を、身を以て教えて
くれるのが、私の相談者の交流です

 

  • 『修復なんて勝手にイメージを作っている言葉に踊らされない』
  • 『自分が納得する夫婦を進めればそれだけでいい』

 

という心境になっていくのです

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。