夫の不倫は誰にも邪魔されずに人生に堂々と【責任】を持てる転機

夫の不倫は堂々と生きる転機

公開日 2016年5月8日 最終更新日 2021年5月27日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとっての
人生は、冗談抜きで夫の事が全てという感覚です

 

結婚した時に約束した幸せを時間の経過と共に反故にされている

 

 

夫は夫で結婚した時に

 

  • 『結婚してくれなきゃ死んでやる』
  • 『結婚してくれるまであきらめない』
  • 『絶対に幸せにする、約束する』

 

 

くらいの事を言っています

 

しかし、その言葉は時間の経過と共に反故にされたわけです

 

夫は

 

  • 『人の気持ちなんて変わるから』
  • 『そんな事言ったけな』
  • 『俺には俺の人生がある』

 

 

と手のひらを返す事を言います

 

そんなにいやなら離婚すればと言われるのがオチ

 

 

その夫に、自分一人大昔に言われた事を信じて人生を進めていたのかと愕然として
しまいます

 

しかし、それも自分が勝手に信じた事ですから他人に文句は言えません

 

 

むしろ、言えば

 

『そんなにいやなら離婚すればいいじゃない』

 

と言われるのがオチです

 

自分ができる事は納得を追う事だけ

 

 

 

そのような中で、自分ができる事は何か

 

‘自分の納得を追う’

 

という事です

 

一言で言っていますが、できそうでできない事です

 

なぜなら、相談者は今までの生活で夫に聞いてばかり物事を判断しているのですから、
自分で決断できない感覚が強いのです

 

カウンセリングで私が

 

『女には妻として苦痛を晴らすべきですよ』

 

と言うと、相談者は

 

『そうですよね、それはわかっているのですが夫の逆ギレが怖くて』

 

と言います

 

夫に従順というのは聞こえはいいが単純に人生を預けているだけ

 

 

こういう反応が、典型的な決断ができない自分を物語っています

 

夫に従順にしている妻というのは聞こえはいいですが、ただ単純に人生を預けている
だけです

 

こんな理不尽な目に遭っているにも関わらず、その原因である夫と不倫ブス女よりも
下にいる自分の人生で どうすれば幸せになれるというのか

 

もっと自分で主体的に判断して動く事ができなければ、いつまでもくすぶって愚痴や
涙をこぼすだけの人生です

 

 

自分以外の人が納得を作ってくれない

 

 

 

私の相談者で、その暗黒の時代から180度真逆の豊かな人生に変えた人は

 

『誰が何と言おうと私はやる』

 

と言った人です

 

その大きな最初の決断をすれば、その後の小さな決断は迷いもなく進めていくのです

 

自分の人生、自分以外の人が納得を作ってくれないのです

 

誰も助けてくれないというのは自分が誰にも邪魔されずに人生に責任を持てる幸せが
あるのです

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。